こんにちわ。雲音と申します。

今回は、ベガパンクのスピーチを経て一部の話でルフィの夢の果てに関わる伏線ではないかと思えるものがあったので、それを紹介しつつ、自分の考えるルフィの夢の果てが何かというものを話していきたいと思います。

また、この考察に関してはかなり自信があったり、場合によっては本誌で知りたかったと思う方がいらっしゃる方もいるかもしれないので、覚悟は持った上で続きを読んでもらえたらよいかなと思います。

 

 

【ベガパンクのスピーチにあった伏線→ルフィの夢の果て】

ジョイボーイは後世に古代兵器(かつて世界を海に沈めた代物)を受け継ごうとしている。そんなものをなぜ!?

誰が「悪」で誰が「正義」?それらの真実を知った者がいる。それがロジャー海賊団。

しかし、なぜか知った後も動かなかったし、今は若者から楽しみを奪うなと言っている。

 

 

これらが私が感じるルフィの夢の果てに繋がる伏線なのではないかと思いました。

厳密にいえば、これらは空白の100年の謎とも呼べるので、伏線ではないのですが、結論から言うと、ルフィの夢の果ては「俺はなぁ、この世界の自由の壁を全部壊すんだ!」だと思います。なぜかというと、かつての古代兵器は縦方向に放った為、海が沈んでしまったが、それを横方向。すなわちレッドラインに向かって使用すれば、破壊できるのではないかと思うのです。なぜそんな事をする必要があるのかとも思いますが、ここで自分が考えるもう一つの伏線を紹介したいと思います。

 

 

 

【レッドラインの存在意義】

レッドラインは読者間でなんとなく世界政府が800年前に自分らにとって不都合な地形を壊す為に作られたと思っていました。しかし、鬼ヶ島での戦いでレッドラインは世界政府が出来る以前はルナーリア族が住んでいた事が判明します。ここで多くの読者が驚いた方がいるかもしれませんが、このレッドラインの存在意義にした意味には、こうった意味があったのではないでしょうか。

 

ワンピースの物語で度々出てくる「自由の答え」として、歴史的な100話でもあるドラゴンの発言で「世界は我々の答えを待っている」が存在したり、近い話数でロジャーの名言でもある「人が自由の答えを求める限り、それらは決して止まらない」があります。また、ロジャーは空白の100年の真実を知っている人物でもありますし、それらすべてを理解した上でそういった名言を残したのかもしれません。

また、白ひげもロジャーから真実を聞いた人物でありますが、鬼ヶ島での戦いでマルコとイゾウのやりとりの中でこういったものが存在します。マルコが白ひげの話を聞く時、「昔々レッドラインの上には神の国がありました」からマルコがイゾウに対し「髪を信じるか?」と言いました。神が絡む話ではありませんが、この時にイゾウがマルコへの返答として酔った時の親父かよと言っていました。今思えば、このやりとりというのはルフィの夢の果てが存在した上でそのレッドラインを壊す事は笑える話だから、そういったやりとりがあったのではないかと思いました。

 

 

 

【まとめ】

さいごに、この夢の果てはルフィ、ロジャー、かつてのジョイボーイが揃って夢見たものです。彼らは海賊ですし、別に世界政府を始めから倒そうとしていたわけではなかったのではないかなと思います。だからが故に、世界政府とは関係のないレッドラインを壊して世界の自由の壁を壊す。天竜人の善悪は問わないのはそういうところではないのかなと思います。また、シャンクスも恐らくロジャーから自由の答えを聞いていると思うのですが、分かった上で別にレッドラインを破壊する事自体は世界政府にとっては不都合ではありませんし(マリージョアはなくなっちゃうけど)、事前に天竜人達に伝えておいたり、上手く連携すれば、問題ないと踏んだり、シャンクスの血筋上、五老星と謁見できると考えたのでシャンクスならではの行動もあったのかなと思います。

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。いずれにせよ「自由の答え」というワードは今後のワンピースの物語がかなり重要なワードになるような気がしています。