第80回日本ダービー | 帰り道にエステがある男の日記

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マイペースではありますが体験談を中心に書きます
都内中心ではありますが、よろしくお願いいたします。

自分は武豊とは決して相性はよくありません。


ですが、すでに30台も終わろうかという年代である自分には、今の武豊の立ち位置というか一ジョッキーとしての競馬会における扱いには解せないものがあります。


もちろん、ご本人が番組などで話されているようにご自身が招いた結果であるところもあるのかもしれません。よく噂される「S台」やら「Aマイヤ」との関係など我々には知る由もありません。

ですが、ジョッキーにおいて競馬を単なるギャンブルではなく娯楽やレジャー、スポーツとして浸透させた張本人。もはや文化人と呼ばれてもおかしくない彼に対する競馬サークルの扱いは自分は本当に理解できないのです。




長くなりましたが、今年の日本ダービーはそんな武豊にとって久しぶりのチャンスのあるダービー。

馬券とは別に、どうしても現場で応援がしたくなり何年かぶりに府中へと向かいました。


皐月賞馬、しかも1番人気で完勝したロゴタイプを差し置いての前売りから続くキズナの1番人気。京都新聞杯のパフォーマンスがあるにせよ通常のオッズ形成ならば有り得ないと自分は今でも思っています。

あくまで自分の体感でしかありませんが、昼休みに行われたダービー騎乗ジョッキーによるイベントにおいても、武騎手に対する声援は他を圧倒するものだったと思います。



結果、武豊とキズナは1番人気に応え第80回という節目のダービーに勝利しました。

ウイニングランの時に自然と湧き上がるコールは今となってはG1ではさほど珍しくは無くなったかもしれません。しかし勝利ジョッキーインタビュー後のユタカコールのその大きさはトリハダ物でした。

全レース終了後に行われたご本人も参加されたレース回顧後のリーディングを意識する発言やまだまだ先を見据えたその一言一言に対する歓声は、観客のほとんどが心底彼の活躍を望む声援で、武騎手の人気をさらに認識させられました。


1日の収支では喜べる結果ではありませんでしたが、久しぶりにいい1日でした。

もちろん凱旋門賞は画面を通じての応援です。去年、本当に夢を見させてくれたオルフェーブルも無事に今年も挑戦してもらいたいと思います。

が、やはり日本調教馬の日本人ジョッキーによる優勝が見たいと思うのは自分の中では大きいです。

オーナー、調教師からは武豊での挑戦が明言されたようですし、今年はキズナと武豊のコンビで、去年のような大興奮を味わえたらと今から楽しみで仕方がありません。