自分が〝理想の自分〟とかけはなれてるから、
自分のことが嫌いになっちゃう。
だけれども、その〝理想の自分〟というのは、
自分の〝理想〟ではないんです。
〝理想の自分〟とは実は、
自分の〝理想〟ではありません。
では、誰の〝理想〟ですか?
という話になるんです。
心理学的な話になるんですけれど。
誰かというと、一人さんいわく、親なんです。
親というのは、学校の成績でも、駆け足でも、
いろんなことで、自分の子どもに
「自分以上」を望んでしまいがちです。
娘さんがカレシを連れてきたら、
仲よくしてても、カレシのほうを「気に入らない」と言ったりするんです。
「あんな男のどこがいいの」などと言って、反対します。
自分はというと、自分のダンナのことを
そんなに素晴らしいダンナとは思っていないのに(^^;
「もう、イヤになちゃう、ウチのダンナは・・・」
って言ったりしてて(#^.^#)
だけど、反対するんです。
すべにおいて「自分以上」を子どもに望むんですよね。
一人さんはおっしゃいます。
「子どもというのはね、親のことが大好きだと、
親の期待に応えたくなっちゃうんだよ。
親の期待が〝自分の理想〟なの。
〝自分の理想〟のように思うけど、
〝親の理想〟を〝自分の理想〟と思いこんじゃうんだよな。
そして〝親の理想〟をかなえられない自分のことを嫌いになっちゃうんだよ。
私が幸せだったのは、親のいうことを聞く気なんか、
さらっ、さら、なかったね(^O^)
たとえばの話、ウチの親が私に「大学に行きなさい」
「大学に行きなさい」と言ったとする。
そのとき、私は「それなら、あなたが
大学に行けばいいじゃない?」って親に言ったりね、したけど。
でも、いい子はなかなか、そういうことが言えないんだよね。
でも晴れ晴れ晴れ
オレは幸せだったね。
オレは、いい子ではなかったけれど、幸せだったなあ。
いまも幸せ、昔も幸せ。
それは私が自分の幸せを知っている
からだと思うんです」(ひとりさん)
自分が幸せになる方法を知っているから…。
