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家族を見つめる(家庭教育)

日常イズムを通して、家族を見つめなおす

安部浩之作品No,141130



すでに
目標→計画→実行
の3ステップが大切であることを記しました。
簡単に書いていますが
これが簡単に出来れば良いのですが
なかなか出来ないのが常です。

なぜか?

すでに本サイトでも記した

「礎となる7つのアスペクト」ココ

を理解していないからです。
ここに触れると、少々、難しくなりますから飛ばしますが
関心のある方はご覧ください。全ての基礎理論はこの本サイトにあります。

結局
・目標なければ、ズボラになり
・計画なければ、ズサンになり
・実行なければ、大言壮語になり


ですが、学習に限った事ではなく
大概こうなるのです。
何が問題なの?

簡単です。

目標を定めたら、
即、目標を逆算して計画を立ててきたからです。

これが失敗の原因です。


学習面で言えば、例えば、

3日で90ページ
とすると、1日30ページづつ
と、即、逆算して取り組もうとしたのです。

これで大概、実現できません。
なぜかというと
そこに上記「7つのアスペクト」で言うところの

エネルギーが欠けているからです。

だから、

・やすやすと挫折する
・やすやすと脇道にそれる

こうしてズレ始めると、最初は補正するのですが
そのうちに、完全にどうでもよくなってしまうのです。
のみならず
学習がプレッシャーになり

「いやいやでも、しなければならない事」

になり「勉強って楽しいじゃん」から離れてしまうのです。

学校でも、塾でも・・・・

「簡単な事でしょ、目標を逆算したら、
  今日はここまでしないと ダメでしょ
 どうして出来ないの パンチ!!」


と、これまでの学習指導が、
全てこれだったのです。
罪つくりな指導をしてきたものです。

何かが欠けていたのです。

何が?

すでに記した通り「エネルギー」です
本人に強烈なエネルギーがないから
時に強制、時に叱咤して、
時にニンジンというご褒美ぶらさげて、

やらせてきた・尻を叩いてきたのです。

???
じゃあ「エネルギー」っていう漠然としたものは
どうしたら生まれるの?


ですよね
そこで大切なのが2つ

イメージングとアファメーション
です。

イメージングとは

 目標を立てたら計画を立てる前に
 目標達成後の姿をアリアリとイメージさせる。
 ということです。

 「1番になったら、何したい?」
 「う~んとね~、あれしたい、これしたい、
   〇〇もしたい、あっ!〇〇に進学できるかも
   将来は〇〇にも?」

子ども達はウキウキしながら答えます。

すると、自然と
アファメーション(宣言)

 「よし、目標、目指して、頑張るぞ」

となります。
この2つです。

これが、自らの「エネルギー源」となります。
エネルギー源が注入されると

・少々のトラブルもクリアして本道に立ち返ります。
・雑念が入りにくくなり、集中度が高まります

最近の脳科学や心理学も
ここに行きついているのです。
生活のあらゆるシーンにおいて
メンタル面が見直され始めています。

これは、大人の目標達成にも同様ですし
学習以外のスポーツや趣味の世界でも
同様です。
即、逆算して計画しない
その前に

強烈に成功後の姿をアリアリとイメージし
アファメーションする


ということです。

このエネルギー源補給のコツがつかめだすと
学びが楽しくなりますので
大学に合格すればゲームセット
となりません。
自然と、次々に学びを加速させ、成功スパイラルが渦巻き始めます。
これが身につくつかないかで、エライ差が出ます。

これぞ生涯学習であり、
自立というのです。




どうぞ
それぞれに工夫して生活の中に取り込んでみて下さい。
よろしくお願いします。


あべひろゆき