成績が上がる子には共通項がある | 家族を見つめる(家庭教育)

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たとえ今は成績が悪くても、将来、確実に成績が上がる子には共通項があります。
私は、教員時代(高校)は毎日、放課後は、生徒との懇談か、家庭訪問を常としていました、
その時に見つけ出した鉄則です。
ところが先日、ある経営コンサルが言う
「成功する経営者の共通項」
とも一致していた事に驚きました。それは以下です。

●成績が落ちる生徒
・成績が悪かった時、他のせいにする。
・成績が良かった時、自分のせいにする。

一方、成績が上がる生徒はこの真逆の発想をします。

●成績が上がる生徒
・成績が悪かった時、自分のせいにする。
・成績が上がった時、他のせいにする。

成績が下がる生徒は
「部活が忙しかった、手伝いが・・・、親が・・・、友達が・・・」
と他のせいにします。
ところが
たとえ、今は成績が低くても成績が上がる生徒、
のみならず、将来、成功する人は
成績が上がった時、
「母さんがいろいろと教えてくれたから」
「良い参考書に出会ったから」
「親が厳しくしてくれたから」
「机を買ってくれたから」
と手柄を他のせいにするのです。
そして、そういう子が、今度、成績が悪かった時は
「僕(私)のやり方がまずかったんだ」
「勉強時間が、全く足りてなかった」
と自らを自省する方向に意識を向かわせます。
自省するから、どんな環境にあっても、
そこから「どうしたら?」という意識が働きます。
この姿勢・クセが将来、仕事をするようになっても、
「社会が悪い・法律が悪い・消費者の意識が低い・スタッフのレベルが・・・」
と他人のせいにするのではなく、
社会に適合した解決策を見出すことにつながるのです。

ひどい子になると
「オレの成績が上がらないのは、
 親が勉強しろと、ウザいから勉強がイヤになったんだ」
と言い放ちます。
こうなると末期症状です。
この意識を続ける限り
全てが「人のせい」で「〇〇のおかげ」という意識がありませんから
その場しのぎの、己中心の
楽をして生きようとする生き方しか出来なくなります。
奪う心・貧しい心、そして自己破滅がまっているだけです。
大概、そうなっています。
即刻、意識改革をするか、
進学を断念し、自己責任という労働の中で
「おかげ」
を実感していくかしかありません。
そうならないためにも
子も親も、自省の心を大切にしたいものです。

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