住宅・リフォーム | 家族を見つめる(家庭教育)

家族を見つめる(家庭教育)

日常イズムを通して、家族を見つめなおす

窓 ハウスメーカーというのが日本にはあります。ミサワ・積水・ダイワなどですが、ここが住宅設計を無駄のないよう何パターンかにパッケージ化して提供するもので、プレハブ工法を利用しています。いわゆる、住宅の量産体制を取っている訳です。結果、似たような外壁・似たような玄関・似たような壁紙等々、に満ちています。注文住宅もありますが、それは、ごく1部となっています。

業者主体の発想で、利益を出すために、万人が好むフォームを追求するために、そこには「住まう人」の意向はなく、「業者のパッケージに客が合わせなさい」ということです。

しかし、住環境というものは人生において、とても重要なもので、ちょっとした工夫や配置で大きく変化します。私もこれまで、いくつかのリフォームに係わりましたが、

・壁紙1つで、住む人の団らんが発生したりします。

・机のカタチ1つで集中力が増したりします。

・光の使い方で自閉症が解消したりします。

これは、かなり顕著に出てきます。

今、住宅は、施工業者の利益本意発想から、人に優しい・地球に優しい住宅への発想転換が必要だと感じます。住まいに「色とカタチと音と光・・」を、どう表現していくか、環境免疫学は、この部分に大きく関与し、人に「幸せ」を提供する学問であれ、と望んでいます。