
みっちーです。
10月21日(日)に行われたプリンセス駅伝。
見事にワコールが優勝をした素晴らしい大会でしたが、
それよりも、ある話題が有名になりました。
それは、岩谷産業の飯田怜選手が
走っている途中に骨折をして、
タスキ渡しまであと200m以上ある中で
四つん這いで前に進んだ件です。
ネットでも賛否両論があったり、
青山学院大学の原監督も意見を載せていて
LINEニュースで僕も目にしました。
今回は僕も、やはり思うことがあるので
ブログに書いていこうかと思います。
僕自身も選手として活動していたこともあり、
現在は指導側に立っていることもあり、
選手側、監督側両方の想いがわかります。
選手としては、何年、何十年間と長距離を続けて来て、
走ることを活かして仕事をし、”駅伝”となれば
結果を出したいという想いが強くなり、
チームのために!という想いも強くなるものです。
なので、自分の足が多少痛かろうと、
”なんとしてもタスキを渡す”という想いは
選手側としては本当に強くなります。
箱根駅伝に出場している東洋大学の
”その1秒をけずりだせ”という言葉にもあるように
チームのために、1秒でもはやく前に進み、
チームのために貢献するという考えが
駅伝になるとより一層強くなります。
だからこそ、選手としては
”自分の足がどうこうではなくて、何としても前へ!”
と思うものです。
今回の飯田選手は四つん這いになろうと
前に進む選択を取るのは、選手側からすると、
当たり前の行動なのかもしれません。
もし僕が、同じ状況に立ったとして、
審判員に、「やめるか!?」と言われても
「いいえ、大丈夫です!!!」
と声を荒げていうんじゃないかと思います。
四つん這いになろうと、
「絶対にタスキだけは渡すんや!」
って思うからです。
走っている選手の、目先のゴールは
「タスキ渡し」にあるからこそ、1秒でも速く、
どんな方法を取ろうとも前に進む、
という考えのもと行動が起きると僕は思っています。
なので、箱根駅伝でフラフラになっている選手が
無理をしてでも前に進むのは、
その瞬間のゴールが「タスキを渡す」にあるからです。
ですが、監督側からすると、
確かにその瞬間にタスキを渡して行くことも大事ですが、
「選手生命」を考えます。
だからこそ、見ている人や監督側からすると
”かわいそう”とか”やめさせてあげるべき”という声が出ます。
正直今回の件については僕もそう思いました。
なぜなら、見ている側だからこそ、
「長い人生から見て、今無理させるよりも、
この先で活躍して欲しい!」と思うから。
ゴールが、タスキを渡すまでと考えるのか、
長い長距離人生と考えるのかで、
今回の意見は分かれ続けます。
もし選手が自分の陸上人生のことを考えていれば、
今回の件も、すぐに走るのをやめて
「すいません、棄権します」と一言言って終わりになります。
そうすれば、「あいつは、チームのことを考えられない!」
とすぐ叩かれることが予想されるので、
何をしても叩かれるのが僕が嫌いなところであり、
それが世の中だから仕方ないことです。
それぞれがそれぞれの意見を持っているので
止めようがありませんからね。
今回のようなことって、
実は僕自身も似たようなことがあって、
全国で嬉しいことに、”みっちー”の情報を手にして、
マラソン記録向上のために走っているランナーが
数えきれなくくらいいます。
その中でよくある質問が
「やっと東京マラソンに当たったのですが、
数日前から膝が痛くて走れないほどの痛みがあります。
ですが、やっとあたった東京マラソンには出たいし、
記録も狙いたいです、、、
今の状態でも記録を狙うにはどうしたら良いですか?」
という質問です。
質問をくださったランナーからすると、
めちゃくちゃ楽しみにしていた大会であり、
”今年ことは!”と思って出るフルマラソン。
足が痛かろうが挑戦はしたい!
という想いが強いことがよく伝わって来ます。
ですが、指導側からすると
「目先の大会で結果を出すことよりも完治をして、
その後の大会で記録を狙いましょう!」
と言いたいものです。
これが、選手側、監督側のズレ
につながるものです。
もしかすると、このブログを見ているあなたも
「俺も思い当たる節がある。。」
と思われているかもしれません。
選手側は走りたい、
見ている側は無理をするな、
という。
このズレってなかなか、
ズレ0にならない問題です
だから、意見が割れ続けると思います。
終わったことでなんとでも言えることではありますが、
監督側はやめさせたいと言ったが、運営側が拒否した
などの情報も目にしました。
僕としては今後このようなことが、起きないように
意思決定は「監督」にしていければ良いのではないか
と思います。
やはりチームのことを考え、
いつも走りを見ている監督の判断により、
どうするのかを下す、
そうすると、無理をさせずにやめさせる
という判断をすることが増えるかもしれません。
それでも今回の件を踏まえて、
同じことが繰り返されることだけは許されないからこそ、
意思決定を監督にすることで解決する方向に向かえば!
というのが僕の考えです。
もしそうなったとしても、
選手側、監督側で考えや行動に違いは出ます。
それでも、同じことが2度と起きないことが
僕の願いです。
あなたの考えもぜひ聞きたいので
コメント待っていますね!
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