Studio K

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ウエディング、イベント~花とともに

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初夏とは思えないほど暑く、熱い週末。

広大な芝生がどこまでも続くポロクラブでのイベントでした。

 

 

 

 

 

 

 

土曜日のこのイベントのために企画スタッフが長く準備を重ねてきて、とうとうカウントダウンが始まりました。

 

週中盤から始まった様々なシーンの花の制作、金曜日の夜は資材の設置、花のセッティングの確認、またスタジオに戻り花の制作仕上げ、当日は全てを運び入れ、セッティングを完成させていく、これが私の担う役目でした。

 

 

 

 

イベントを飾る花たち

スタジオにて、

 

 

 

 

 

そして、当日。

 

 

メイン会場

 

 

 

 

 

 

 

 

ゼロからデザインされたこの会場、

三方にに設置されたバーには空間に浮かぶポスターとランタン、カウンターを飾る大きな花、着席のテーブルの美しいリネンと花、ラウンジエリアの選び抜かれたソファーとテーブル、カラフルなピロー、キャンドルと花たち。

そして、目を引く豪華で爽やかなエントランスの花は、この会場をまとめた色、パープルを象徴するセッティングになりました。

 

 

 

 

 

 

カクテルエリアを繋ぐラウンジ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カクテルバーテント

 

 

 

 

 

どれだけの思いの詰まったセッティングだっただろう。

すべてが完璧にセットされ、それを皆で眺めた時の興奮、そして達成感と安堵感、今でもしっかりと思い出せるけど、

でもこうして写真をまとめて形にすると、なんだかとてもあっけなく感じます。

 

 

 

 

 

素晴らしい会場、美しいセッティング、花たち、熱く仕事した仲間たちとの日々、

もうあの時間には戻れないけど、すべてが宝物なんだと改めて感じるそんな今。

 

こうして振り返ることができるものまた、幸せなのかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                   2011, 7  

 

 

 

 

初夏のウエディングはニューヨーク郊外のヨットクラブで。

 

伝統のあるこのクラブでのウエディングは、とてもクラシカルな雰囲気のものでした。

 

 

 

 

ブライドのガウンは、ラインを生かしたシンプルなシェイプ。

ブーケは白とオフホワイト、アンティーク風なレースがあしらわれたガウンに合う、優しく温かみのあるブーケを作りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ブライズメイドのブーケ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブライズメイドはネイビーのドレス。

 

綺麗なピンクとベージュピンクのガーデンローズに合わせたスイートピーが優しく柔らかく。

持ち手には、ベージュの麻のファブリックにくすんだブルーのリボンをあしらい、細かい部分にも気を配ります。

 

 

 

ブートニアとコサージュ

 

 

こちらもくすんだブルーをアクセントに。

 

 

 

 

 

 

 

カクテルテーブルはピンクで。

 

 

綺麗なピンクが窓の外の芝生に映えて、とてもフレッシュなテーブル。

麻のクロスの素材感も素敵です。

 

 

 

 

 

 

 

 

レセプションのエスコートテーブル

 

 

 

コーラルピンクの芍薬一種を飾った華やかなセッティング。

ヨットクラブの落ち着いた空間が、花と共に一枚の絵画のように仕上がっています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レセプションは海が見渡せるダイニングで。

 

 

 

ゲストテーブルのクロスは、柔かなブルー、ミルキーな色合いがトラディショナルな空間を和らげてくれます。

 

アレンジメントは春から夏へ、季節の変化を感じる明るい色合わせ。

 

 

 

 

 

 

 

色とりどりの芍薬は本当に華やかです。

そして、レモンイエロー、マットイエローの薔薇たち、発色の違う黄色はこのアレンンジメントに豊かな表情を加えています。

このカラーパレットは制作していてもワクワクするものでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

辺りがだんだん暗くなり、夕刻、もうすぐレセプションパーティーが始まります。

キャンドルに火が灯り、艶やかな花たちが美しく浮かび上がります。

 

 

 

賑やかな夜の始まりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                              〜 2011, 6  〜

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 

 

 

 

ニューヨークのとある植物園で開かれた、まさにガーデンウエディング。

5月にしては少し暑いくらい、雲一つない快晴に恵まれた当日。
時間をかけてこの日のために準備してきた大きなウエディング、とうとうこの日が来たんだ、と気持ちが引き締まります。


52エーカーもある広大な園の中、セレモニーは手入れの行き届いた芝生のエリアで。
季節に合わせてブライドが選んだ花はもちろんチェリー、桜です。


芝生の緑、
整然と並べられたゲストの椅子、
のびのびとそして、華やかに生けられた桜、
本当に本当に美しいの一言。
 

 

 

セレモニーのセッティング。

 

 

 

 

 

 

 

桜をふんだんに使ったアレンジメントがゲストを迎え、そして二人を祝います。

広い芝生に大きな木達、桜はその景色に美しく華を添えます。

 

 

 

 

 

そして、セレモニーとレセプションの間のカクテルタイムは、噴水のある広場で。

 

 

 

 

 

 

カクテルフラワーは、コーラルピンクで。

アクセントに植物園らしく多肉植物もあしらって。

 

 

 

 

 

 

コンサバトリーでのレセプション。

 

 

 

 

 

 

 

エスコートテーブル

 

 

 

 

高さのあるアレンジメントは桜と芍薬。

足元には、ブライドのブーケと同じリリー・オブ・ザ・バレー。加えて芍薬を飾り、白のセトポーリアのミニプランツにはゲストの名前を。

 

 

 

 

 

圧巻の美しさです。

 

 

 

 

ブライダルブーケの話が出たので、

 

 

ブライダルブーケ。

 

 

 

 

そして、ブライズメイドのブーケ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲストテーブルは高低をつけて。

 

 

 

 

背の高いフルートグラスに胡蝶蘭で豪華に飾られたアレンジメント。

一体どれだけの花を使ったのだろう。

足元にも一種ずつ春の花が飾られています。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、低いタイプのアレンジメント。

 

白のライラックはレースのような姿、

白、オフホワイト、ベージュピンクの繊細な花々のハーモニーはとても優しく美しく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思いもよらず陽射しの強い1日、

スタジオから冷蔵車で作品たちを運び万全を尽くし用意をしていたけど、

コンサバトリーの中も予想以上の室温で最後まで心配がいっぱいのセッティングでした。

 

 

 

 

 

 

                            〜 2011, 5 〜