いつだかのブログで書いたんですけど、ここのところ人の動きが激しいんです。
いろんな人が大きく動いています。いろいろと予想もしていないような動き、いろんな変化が多い気がする。。。。
こないだ、友達とも話していたんですけど、
「なんか震災以降、生き様をあらためて考えることが多くなったのか、人が動く。。。」
正直に生きよう!とか、やりたいようにやろう!とか、このままでいいのか!とかね。。。
そんなふうに考え始めたのか。。。
僕の周囲にはとても動く人が多いのですが、その動き方も様々です。
とっても前向きに、目標に一歩でも近づこうとするのですが、あまりにも突飛な動きをしている人はどうかな~と思いますよ。
これまでに培ってきたこと、自分だけでなく友人や家族や周囲の人たちがいたからこそ今ここにある自分ってものをあらためて感じて欲しいと思うことがあります。
「今まで我慢してきたから」って言うんだけど、ま、たいていの人は何かに我慢しているもんですよね~。
その我慢の度合いが違うにしても、すべてに満足している人なんていないです。
自分が大きく動くことで、人にはちょこっと迷惑かけるかもだけど、それが正当、誠心誠意を基にそれほど周囲に迷惑がかかるってほどでもなければ、それはとても良いことだと思いますし、周囲だって「がんばれ!」って応援してくれるはず。
だけど、あまり賛同できないのは、これまでは我慢してたものを単に捨てるだけで、未来を考えていないケースと、思いっきり人を裏切ってしまう形をとるケース。
昔読んだ夏目漱石先生は、人間は自己本位に生きるべき。他人に任せようとする他己本位であってはいけない。しかし自己本位を徹底してしまうと他人を傷つけてしまうので、他人も自分同様、自己本位に生きようとしていることを常に意識しておくべき。ってぇなことを言っていたように思います。
ちなみに、実はこれ僕の座右の銘です。
時々、座右の銘は?って聞かれることありますけど、これ、一言で何て言っていいのかわからないから自分の座右の銘だとは人に言ったことないんですけどね。。。
テンパリ過ぎてはいけません。冷静さを欠いてしまう人は自分自身をわかっていない人だと思います。たまには自分を客観視しないといけませんな。それから自分ができないことを自分のせいにできない人、自分のいけない部分に目をつむって自分を許してしまう人、これもいけませんな。そういう人はたいてい自分に甘かったり、自分を許してしまうことを自分がしてるってことにすら気づいていないので、なかなか治りません。
そして何より誠実さだけは何があっても捨ててはいけないと思うのです。
いつ死ぬかわからないから。。。なぁんて、そんな思いはどこの国の人だって、どんな人種の人だって、万国共通の思いだし、人類誕生以来ずーっと持っている思いですよ。
いまさら考えてません。僕は人生70年と思っていますが、35歳のとき、半分だと思ってそういう意識をしただけ、そして他人を傷つけないように注意しながら自己本位に動き出しただけ。震災があったから、急にそんなふうに考え出して、テンパッてる人、何だか現金な奴だと思っちゃったりもするよ~。あまりにもケチくさい考え方のように思えるな~。