ADHDと自閉症スペクトラムを併せ持つ小3の我が子との日々を綴ってます。
昨日のこと。宿題をしているケータの筆箱をチェックする私。面倒くさがりのケータの鉛筆を毎日削るのがいつの間にやら母の仕事になっています忘れ物をしてから時間割りは私が見守りながら一緒にするようになりました。不器用なケータですが鉛筆削りも進んでやるようになりますように
そして何本か短くなっているので新しいのに変えるために買い置きの鉛筆を用意。あわてないために鉛筆や消しゴムはなるべく買い置きをしています。
ちょうど数はありました。しかし…
[第27回 ○○○まつり]
と書いてある無地の鉛筆でした…
文房具は子供達の気が散らないようになるべく無地のものにしましょう。と学校から言われています。持ち物に関してあまり厳しくない学校なのでキャラクター物を使用して注意されることはありませんが。
ケータはADHDの特性上、とても注意力散漫な子です。診断前の1年生の頃は立ち歩くまではしないものの集中力はすぐに途切れ、授業中はよく身体を揺らしていました入学前から気が散ることは想定内(笑)だったので鉛筆は無地ばかり使っていました。
最近は薬の服用もあって授業中はとても落ち着いています。鉛筆も貰ったものを使ったりするのでたまにキャラクターのも使っていますがあまり気にしてないようです
しかし無地とはいえ粗品でもらったおまつりのロゴ?入り鉛筆…まだ自分の障害について何も知らないケータは[みんなと一緒]にこだわりがあります普通のことからはみ出すことが嫌なのです
こんな鉛筆じゃ恥ずかしい
バカにされる
きっとケータはこう言うだろうと母は想像します。
『この鉛筆しかないけど嫌なら明日違うの買ってくるよ。どうする?』
「僕それでいいよ。」
『バカにされるかもしれないよ…』
「誰も鉛筆なんて見てないよ文字のところから削れば大丈夫」
まわりの目を気にして嫌がると思ってたのにかえってきた言葉は頼もしいものでした
たった鉛筆1本のことですがとても嬉しかった障害があることでまわりの目を気にし過ぎているのはケータではなく私です…ちょっとしたことで我が子が傷つかないように先回りしてしまいます
もっとケータの成長を信じてそっと見守ることが出来るようになりたいなと強く思いました