良いニュースと悪いニュース

ADHDと自閉症スペクトラムを併せ持つ小3の我が子との日々を綴ってます。

学校から帰って来るなり

「お母さん良いニュースと悪いニュースはどっちから聞きたい？？」

ADHDの特性でもある多弁。ケータは毎日の出来事を帰宅後はマシンガントークで伝えてきます。あまりにも情報量が多く聞き取れないこともしばしばもう少し落ち着いてくれると助かるのですが…

そして何かを伝えたくてうずうずするケータ。好きなものは最後にとっておく派の私は

『悪いニュースから聞くよ』

「あのね…休み時間にトイレに行ったんだけどね…ギリギリまで我慢して行ったからうまく出来なくてちょっとズボンとパンツが濡れたのを友達に見られたんだ…」

悪いニュースがたいしたことなくて一安心する母ちょい濡れやちょい漏れなんて日常茶飯事です…ギリギリになる前に行けば済むことですがどうしても集中するとトイレが後回しになるようで

『大丈夫大丈夫。友達だって気にしてないよ。次はなるべく早めに行けばいいし次の良いニュース教えて欲しいな』

悪いニュースはさらりとかわして本題へ。

「あのね。今日は給食全部食べれたんだ」

『やったね。ケータ』

偏食なうえに少食な我が子…薬の副作用もあり給食が1番苦痛な時間なのです。

カウンセリングでお世話になってる臨床心理士さんからも「味覚過敏があるかもしれません。苦手なものを食べるということはケータ君には砂を食べさせられてると同じくらいの感覚に…」と言われたことがあります

ケータの特性を知らなかった頃は偏食には困りはててました。ご飯時は喧嘩になることもしょっちゅうで今は楽しく食べてくれればいいと思って無理強いはやめました

給食もほかの子よりかなり減らしてなんとか完食を目指しています。全部食べる事がケータの自信につながっています。完食出来る日は少ないのですが…

悪いニュースはたいした事なく良いニュースは我が家にとってはすごく嬉しいものでした

今日も無理せず穏やかな1日になりますように♪