脳にある「視床下部」で「ゴナドトロピン放出ホルモン」が作られているそうです。
そして、「下垂体」では「卵胞刺激ホルモン」が作られ、これらの働きによって「卵巣」で「エストロゲン」というホルモンが作られます。舌噛みそうなカタカナと漢字(笑)
この、エストロゲンが作られると視床下部はゴナドトロピン放出ホルモンの量を抑えるために、作る量を減らし、これによって女性ホルモンのバランスが保たれます。
更年期に入ると卵巣の機能そのものが低下してしまうため、エストロゲンを作ることができなくなってしまいます。そうすると視床下部は、卵巣の働きを活発化させてエストロゲンを作らせようとし、ゴナドトロピン放出ホルモンを沢山作ってしまいまいます![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
![びっくり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/014.png)
どんなに作っても卵巣の機能が低下しているので、エストロゲンは作られず、視床下部はどんどんゴナドトロピン放出ホルモンの量を増やしていきます。そうした影響がもろに女性の心と身体に影響する仕組みに![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
![ひらめき電球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/089.gif)
のぼせ、発汗、手足の冷え、耳鳴り、めまい、頭痛、肩こりetc…更年期障害によって、自律神経失調症特有の症状に苦しめられる方が多いですね。
自律神経性更年期障害で圧倒的に多いのがホットフラッシュという発汗
ホットフラッシュは閉経期の女性の40~80%にみられ、症状の期間は人によって、1年程度でもとの状態に戻るようですが長い人は10年以上苦しめられます。
![滝汗](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/039.png)
また、憂うつ、無気力、イライラといった精神症状は閉経女性の約40%。日本の更年期女性は、ホットフラッシュよりも肩こりや憂うつが多いとされています。
本人と本人を取り巻く様々な環境に大きく影響され、生活習慣や栄養、休養の取り方など早い段階で見直すことで、閉経後に起こりうる様々な病気の予防にも役立てられます。
私もイロイロな症状がありました。今はめまいくらいで治っていますが、油断禁物![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
![ウインク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/004.png)
深呼吸や腹式呼吸、自然な呼吸を意識してみる。身体のあちこちから息を吸ったり吐いたりしてみてください。
呼吸が心身の緩みやこわばりをいち早く知らせてくれます。『できない、わからない』と頭で考えるよりまず、やってみよう![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)
![ビックリマーク](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/039.gif)