今日は個人的に前から気になっていた量子ドットモニターを購入することができたので紹介します。
今回購入したモデルは KEIANのKIG270QD-HBというモデルで量子ドット(QLED)モニターという基本構造は液晶モニターとかわりはないですがバックライトに秘密があります。今まではLEDを光源としてバックライトとして使っていましたが省スペース、省電力は優れていますがLEDの光は青が強い傾向があるため赤や緑の発色が悪いという欠点がありました。いくつか方法がありますが量子ドットを使ったシート状のをLEDバックライトの間に挟むことでLEDの光を赤や緑に変換できるので今まで失っていた色の情報量を増やすことができるので発色が格段によくなる画期的な技術です。
中身を開封していきます。
中身を出した時は発泡スチロールの中に本体が入っててその外側にスタンド、ケーブル類が入っていました。
設置して最初に思ったのがかなり薄いです。測ってみたら厚さ8mmでした。
背面はこんなかんじで別途モニターアームが取り付けるためのネジ穴がありました。入力端子はDisplayPortが1つHDMIが2つあります。パネルはVAパネルで非光沢で165Hzまでのフレームレートに対応していてFreeSyncにも対応しています。
画質の感想は発色が凄いです。少し赤と緑が少し不自然で調整は必要でしたがそれでもこの鮮やかさは驚きました。
これはPSO2とApexの映像でブラウン管と同時出力したものです。コントラストは流石にブラウン管が勝っていますが発色に関してはそんなに差がなく驚きました。
これは真っ黒な画面を映したときの光漏れの比較です。上がBENQのゲーミングモニターでTNパネルで下が量子ドットモニターで数値ではTNパネルが1000:1でVAパネル4000:1なのでコントラスト比も良かったです。
最後に余談ですがこのモニターはHDRにも対応しているためか簡易的ではあると思いますが10bitカラーに対応していて8bitから切り替えたとき少しですが色域に差が出たきがします。
今までゲーム用のモニターだと画質が悪くなるし画質を求めるとゲームに向かなくなるという等価交換みたいなかんじでブラウン管みたいのがあったらいいなと思ったときにこのモニターに出会ってからその悩みは吹っ飛びました。確かにブラウン管みたいに残像がほぼないことやSD画質を高画質にすることは現段階で無理だと思いますがそれでもこのモニターは本当に買ってよかったと思いました。現在3万ほどでこの性能のモニターは量子ドットしかないと思います。それくらいおすすめです。
長くなりましたが最後まで読んでいただきありがとうございました。