実録・川越少年刑務所実話

実録・川越少年刑務所実話

このブログでは、私が川越少年刑務所で1年1ヶ月の間生活した経験や、普段知られることの無い少年刑務所でのルールや出来事を赤裸々に紹介します。

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こんにちは。


と、いうわけで、僕は次の日、手錠をかけられ、腰縄をされ、護送バスで、静岡刑務所から川越少年刑務所へ。


いよいよ入る時に、自分は心に決めました。



ここで、辛い事があろうと苦しい事があろうと、絶対に逃げない、と。



護送バスはゆっくり所内に入っていきます。



所内に入ると、早速、若い声で、元気良く、



「いっちにー、、いっちにー、、」



行進の声が聞こえるではありませんか



刑務官も、静岡に比べ厳しいイメージ。



「おらぁ、指先はズボンの縫い目じゃねーのか!」



「ちんたら歩いてんじゃねーよ!」


刑務官の怒号がそこら中から聞こえます。


僕は、さっき誓ったことを撤回し、今すぐにでも逃げたい思いでいっぱいになりました。


領置調べという、荷物検査などを受け、僕は分類センターというところに送られ、ここで数週間を過ごすことになりました。


センターの刑務官は、淡々とした感じだが、話し方は厳しく、行進の仕方等を軽く指南し、独居に入れられました。


分類センターは、前期、中期、後期に分かれていて、2週間、4週間、2週間、と、計8週間をセンターで過ごします。



なんでも、この時点では、まだ川越に入所するかどうかわからないらしく、センターで数週間過ごした後、正式に入所する施設が決まるとのこと。


まだ決まってない。。。


ここではよい子にした方が良さそうだな。


舎房に入ると、すぐご飯になりました。


ムショ飯は、その刑務所によって、全然味が違います。


川越は、静岡に比べ、若干味が薄く、しかし、量は少年刑務所だからなのか、少し多いように感じました。


センターでの態度等で、刑務所や勤める工場が決まるというのは、噂で聞いていたので、ここではしっかりやらないと。


心に決めて、川越少年刑務所、最初の夜が終わりました。


続く。