細く長い槍のような日差しに刺されまくって 痛い痛いと顔を歪ませた朝はまだ夏で、窓の向こうから勢いよく滑り込んだ熱風に うわぁっと言ってしまったお昼もまだ夏だった。
つくつくぼうしが鳴く夕方の空はてらてらと淡い橙と金色。
気づいたら本ばかり読んでいる9月の風はやわらかで肌色。
霞がかったような色を発するの空も世界もわたしも誰も誰も誰も。
そんなことをおもういまはきっと秋だ。


ミスというより甘さ だから引きずるんだろう あしたが来るのが嫌だ。
安心して安心して安心した週末だったから、やわやわと溶けていくのがわかって嫌だ。
それでもお弁当のおかずを作って準備万端なの あしたもきっと変わらない平日がやってきて、週末を指折り待つのだ。

あっというまに過ぎたはずの月曜日 夕方のしとしと降るさみしさは耐えたなら、夜には振りきれるはずの月曜日だ。
そんな夜にわたしはチヂミを焼き、まだ足りなくてお皿を洗い、まだ足りなくて洗濯物を畳み直し、その場で泥のように眠った。
振りきれないさみしさが降り積もってわたしはびしょぬれ。
着替えようか 乾かそうか お風呂にはいろうか。
どれも無視してわたしは眠り、びしょぬれのまま、朝だ。
今日は自転車に乗ろうかと思ったら雨が降ってきて、やっぱりびしょぬれなんだとおもう。