理想と現実のギャップなんて
あって当然と知ってはいるけれど、
それに直面してしまうと
やっぱり、少し寂しくなりますね。
理想は理想。
現実は現実。
そう割り切ってしまうのが、
きっと賢い生き方なんでしょうね。
それができない私は、
バカなのか、子供なのか。
もちろん、
何もかも割り切れない訳じゃなくて、
お仕事とか、そういうところでは
逆に割り切ってばかりな気もするのに。
ん。
きっとね、
私の割り切れないことの正体って、
私の中の理想の正体って、
きっと、
私にとって大切だった人たちなんです。
もう会うこともなくなってしまった、
それでも大切な人たち。
その思い出の欠片を
勝手に私の中で理想という形にしてるだけ。
思い出の現実は、きっと──
現実のどこにもない理想は、
それでも今の私っていう現実を創っていて、
それなら、
どこにもないそれでできた私は、
本当に現実の中にいるって、言えるんでしょうか。
辛いことを全部忘れられたら
どれだけ救われることでしょう。
そして
楽しいことを全部忘れられたら
どれだけ楽になるのでしょう。
湧き出た言葉は、
ちょっとだけ苦しくて。
だから、うん。
明日からまた、がんばらないと。
笑顔でいられる現実を、探しに行かなくちゃ。