台風の日、3月完工の現場のお客の家に行ってきました。先日、5ヶ月もいろいろ言われて、やっと手直し工事をさせてもらえました。(一日もかからず終了しました。)そして、今度は値引き交渉の申し出です。
台風の日だって、お客は知ったこっちゃないのです。3時ごろ、大雨注意報の天気予報ををにらみながら、迷っていましたが、夕方には台風も通過するらしいので、濡れた靴の替えをもってバイクで行きました。
退社する前の有給消化期間中に入っているので、店長と技術担当者が私に代わって対応してくれることになっていたのですが、私がいないと、お客に好き勝手を言われても、反論のしようがない、とうことで、付いていくことに。
そして、いつものごとく4時間半にわたる奥様の延々と続く彼女独自の見解。
今回は反論もしましたが、その後の2晩、夜中に目が覚め、何とも言えない苦い不快感に悩まされています。
そもそも、一般常識では通用しないことに、いちいち対応する必要はないのに、なんでこんなに長引くかというと、店長が、自分で解決しようとして、お客のペースに巻き込まれるからです。
延々と続く苦情に対し、「これ以上はうちの店では対応できないので、本部で対応させていただきます」といって、弁護士対応にすればいいのに、また、本部ではそうしていいと言っているのに、「弁護士が出ると、店の経費が増える」などと言っている時点で、お客のおもうつぼなんです。
弁護士を通せば、お客の言い分がいかにおかしいか、明らかになるはずなのに。
例えば、キッチンのレンジフードとIHコンロをネットで買いたい、と言われ、本来は施主支給は不可なのですが、店長の許可を得て、承諾しました。その時のお客の喜び様ったら。散々お礼を言われました。
何しろ、高額な商品がうちの仕入れ値以下で購入できるのですから。
その換気扇は、理系のご主人がネットでカタログをカラー印刷したものを、私に「これが付けたい」と渡してくださったものなのです。
それを、今さら「換気扇についても、いろいろある機種の説明がなかった。工務店としての務めを果たしていない」というのです。だって、自分で決めておいてですよ!
しかも、施主支給の換気扇を開梱する時に、私が中身をチェックしなかったというのです。実は一部へこんでいたのです。それはご主人がペンチでなおし、事なきを得たのですが、どこで傷がついたか、私が確認しなかったというのです。
工事取り付けの当日に開梱したのですが、たまたま私もその時現場にいて、傷を見つけて、お客様に報告したのです。なんで、私がそれ以前に施主支給のものの中身の傷を確認しなくてはならないのでしょう。うちで正規に買っていただいたものなら、傷があればもちろん交換しますが。
さらに、私が「新しいキッチン本体を開梱しているときも、中身をチェックしていなかった」ので、監督をしていなかった、と非難するのです。なんで私が?私はメーカーに商品と工事を依頼しているのです。開梱はキッチン屋の仕事で、受け取り前に傷ついたか、受け取り後に傷ついたかは、彼らの間でチェックするのです。
今回は引き出しの内側のステンレスに小さな傷が1つあったのですが、奥様は「監督者なのに傷に気づかなかった。監督をしていたと言えない」というのです。
しかし、事実は違います。私は朝、工事の職人と打ち合わせをし、夕方、配管のつなぎの時にまた現場に向かいました。その時職人が私を呼んで、小声で「申し訳ありません。引き出しに傷が付いていまして、会社に問い合わせたら、交換に1週間かかるといわれたのですが」と言いました。
そこで、私の口からお客様にその旨お伝えし、その時「まあ、こんな小さな傷なのに、正直に言っていただいて・・・。交換は了解いたしました」と言われたのです。そして、7日後に無事に交換が済みました。
それを、私が商品のチェックをしなかった、監督をしなかったから、監督代を引けというのです。職人から報告を受け、それをお客様が見つける前に報告しているにも関わらず、私がその傷を発見できなかったと責められるのです。
当初、彼らは他の業者とキッチンのショールームに行き、既に図面を作っていました。その図面に沿って、それが取り付け可能かどうか調べたのに、「他の工務店はショールームに一緒に行くのに、お宅は一度も来なかった。だから、自分たちで4回もいった。この怠慢はどうしてくれる」という。
そんな類の不満が続々と挙げられ、延々と4時間半も続いたのです。(毎回、3時間はかかるのですが。)3月31日の引き渡しの時点では、これらは不問だったのに、今になって、このような類のことを引き出してきて、監督代を払わないというのです。
こんな話が世間で通用するでしょうか?
私はこんな理由で最終金を払わないのなら、裁判をしたって、こちらの言い分が通ると思うのです。
時々、お客は「弁護士が・・」といかにも法律に強いことをひけらかします。弁護士といわれてひるむ人もいるでしょうが、私は「正義は勝つ」と思っているので、少しも怖くありません。第一、こんなことを相談されて引き受ける弁護士はたいした弁護士ではないでしょう。
実際に3月末に工事は完了して、完工印ももらっています。その時点ではお客は細かいことは許容範囲として認め、完成を喜び、私はお礼を言われています。その事実は重要だと思います。
その後、クロスの仕上がりが悪い、ということを指摘され、本来なら、手直しをさせてもらって終わりのところ、「ボードを張り替えるという考えもあっただろう、工務店の提案がなかった」とクレームがはじまり、クロスの手直しに応じないまま、5ヶ月が経過したのです。
ところが、いまになると、現場管理が悪かった、私が無知だったと攻め方を変えてきているのです。というのも、約300万円の工事に対し、クロスは14万円位なんです。諸経費として10%頂いていますが、それは管理費だろう、管理してないかったのだから、その10%である約30万円を引けというわけです。
じゃ、私の手配無しでキッチンが取り付けられたのですか?お客様が商品を買い、大工や水道屋やキッチン屋を手配して、自分で取り付けることができたのですか?
私がそうご主人にいうと、「いやいや、それはできません」とおっしゃいました。だから、私たちがそれをコーディネートして、お金を頂くわけじゃありませんか?私の働きが皆無なら、キッチンがこんな風について、障子がこんな風についていますか?
それでも、奥様は「結果的にキッチンはきれいについて満足しているけれど、それは職人が考えてやったことで、工務店の監督としてはなにもしなかった」と、悪口三昧なのです。職人は私の手配した職人なんですけど。
では、何で3月31日にそうおっしゃらなかったのでしょう?奥様曰く「人間って、こうなると、いいことは忘れて、悪い印象だけがどんどん大きくなっていくのですね」ですって。
それ、あなただからですよ!
もっとびっくりしたのが、「後は主人と相談して」といって終わりになった時、「こういうことって、楽しいじゃないですか?」と彼女が言ったのです。人を夜の9時まで、夕食抜きで責め立てて、「楽しい」と言ったのです。
今回は私も初めて言い返しました。まるで、嫁姑の女の争いのようでした(笑)。もちろん私は嫁の立場です。
それでも、ああ言えばよかった、こう言えばよかった、とやはりクヨクヨして、夜中に目が覚めてしまうのです。
でも、今になって、ようやく「老人力」が活動してきてきました。つまり、忘却の時が訪れてきたのです。年を重ねるにつれて、忘れる力が強くなり、回復が早くなるのです(笑)。
たとえ、30万円引いたって、構やしない。彼女たちはそれを勝利と思うかもしれないけど、私は負けとは思いません。そのお金惜しさに、ここまで人を罵倒し、嘘を重ね、手をかけさせ、時間を奪うなんて、悲しい生き方だと思うのです。
もう、考えるのはやめましょう。
今晩は熟睡できそうな気がしてきました。
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