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7年前の夏、頭痛と高熱が続きかかりつけの病院で風邪薬を処方してもらいました。
1週間仕事も休み療養しましたが、一向に回復せず…。症状が落ち着いたのがそれから3日後。まだちょっと微熱だけどこれくらいなら大丈夫と思い自転車に乗って職場に向かいました。自転車のペダルをこいでると、右足に違和感を感じました。
右足が鉛を付けたように重く、ペダルに足がついていけず落ちてしまう…。そう言えば具合が悪くなってから右足がだるかったな。
とりあえず今日は仕事して、また病院に行けばいいかな…と軽く考えて職場に到着！
当時の私の職場は皮膚科クリニックで、常勤の看護師に右足の違和感を話したら今すぐ病院に行ってと言われ、そのままかかりつけの病院へ。
先生に右足の症状を話したら表情が一変するのが分かりました。
『紹介状を書きますので、すぐに大学病院へ行ってください』
この時、もしかしたら大きな病気なのかなと、初めて不安を覚えました。
タクシーで近くの大学病院へ行き、まずCTを撮影しました。
どれくらい待ったかな。かなりの時間待たされました。
やっと自分の名前が若い女医さんに呼ばれ、CT画像を見た瞬間…
『えっ、何これ⁉️』
頭頂部あたりにピンポン玉大の影がはっきり映っていました。
女医さんは淡々と私に画像を見せながら説明しました。
『この影ですが、まだ調べないと分かりませんが、腫瘍なのかウミなのか…。とりあえず今からMRIを撮って、明日診察しましょう』
この時のショックは今でも覚えています。
心臓の音が大きくなって、身体が震えて…。
私はどうなってしまうんだろう…。
続く