学級崩壊クラスの最後が近づいていました。
あと何日って・・・みんな、数えていました。いつの間にか、教室にカウントダウン日めくりが作られていました^^

子ども達「このクラスで卒業まで行けたらいいのに・・・」
良く言うよ。最悪のクラスだったのに^^

ちなみに僕は、このクラスを担任したとき、真っ先にカウントダウンをしていました。何といっても学級崩壊クラスですから、あと、200日ーーーなんてね^^
でも、僕もみんなと離れるのが、段々つらくなっていました。

この頃、休み時間になると、うちのクラスの子ども達が僕の机の周りを囲んで、あーーでもない、こーでもないと、僕につきまとって、いつもおしゃべりをしていました。

僕「あのさ、どうしたの?最近。みんなで遊びに行けばいいじゃん。」
子ども達「いや、僕先生と話したいんだよ。いいじゃない。」

僕「いいけど、俺と話して何が楽しいの?」
子ども達「楽しいよ。僕先生と話すのが楽しいんだよ。どうせ、これからはあんまり話せないんだから、
  付き合ってよ。」
僕「ああ、わかったよ。」

子ども達「あのさ、僕先生が、来年、五年生の担任になるっていう可能性、どれくらい?」
僕「うーーーん。それは、校長に聞いてみないとな。何とも言えないな。」

何人かの子供たちが、校長のところに、僕先生を五年生の先生にしてくださいって、行ったみたいです。
ただ、僕は、彼らの担任の可能性  このとき、0%だということは知っていたんですけどね。

やれ、五年だ、六年だと僕に言っていた校長でしたが、教務主任が教頭になって出ることが決まると、すぐに
校長「申し訳ないが、担任を降りてくれないか。」
僕は、四月から担任を降りて、教務主任になることになりました。

最後のお別れ会、ほんと楽しかった。みんなで盛り上がりました。
ギターで、歌でもと思ったのですが・・・どうせ泣いて歌にならないんで、やめました^^

最後の日、子ども達からたくさんの手紙やプレゼントをもらいました。
どの手紙も、今年のボックスに入れる僕の宝物です。
一人、放課後に読みながら、教室で泣いていました。
・・・・・・・・

Aが僕にとても長い手紙をくれました。あいつ、こんな長い手紙書けるようになったんだな。

僕先生 一年間ありがとうございました。

僕先生が 担任じゃなきゃよかったのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・僕はいつも考えていました。

最初は、厳しい僕先生に、とてもつらないなと思っていました。
お父さんと知り合いだと聞いてもっと、いやになりました。きびしさが似てると思ったからです。

でも、僕はどうしてかわからないけど、色々なことをがんばるようになりました。
僕先生が僕の先生にならなければ、がんばることもなかったでしょう。

僕ががんばると、みんなの僕を見る目が変わりました。僕にもたくさんの友達ができました。
勉強もできるようになりました。
児童会の選挙は、ダメだったけど、僕は自分では満足しています。僕先生のせいではありません。だから気にしないでください。

でも僕は、僕先生のことがきらいです。
僕先生が、僕の先生にならなければ、こんなこと考えなくてもよかったからです。僕はどうして去年、あんなことをしてしまったんだろう。自分をゆるせません。N先生にあやまりたいです。

僕先生・・・
僕は、転校したいです。
転校した学校の人は、きっと僕のことを何も知りません。
そこで、最初から、いろんなことをがんばりたいです。

お父さんに話してみました。でもすぐに怒られました。
僕がしたことを反省するためには、ここで頑張ることが大切だと言われました。
僕先生が言うことは、お父さんに似てるから、きっと同じですね。

僕先生・・・・僕のことを、嫌いじゃなかったのはどうしてですか?
今までの先生は、みんな僕のことを嫌いでした。
僕先生は、いつも僕のために真剣に怒ってくれました。泣いてくれました。
ありがとうございました。僕のためにいつもがんばってくれてありがとう^^

僕先生、ほんとはね、嫌いじゃなんかないよ。大好きだよ。

さようなら。僕先生・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



学級崩壊クラスの担任・・・
これにて、 すべて終了です。みんな・・・・・ほんとに ありがとう。