皆さん、初めまして!工藤ゼミ11期あんなです。今回は私達の夏合宿とその成果発表会について書きます。
タイトルはズバリ
被災地の未来を考える~現場を動かす「まなざし」・「行動力」とは~
KKゼミ夏合宿2014 in 宮城 9月19日(金)~9月22日(月)
主なスケジュール
・地域で活躍される方々からお話しを伺う
・震災学習ツアー参加
・名取市で撮られた映画鑑賞
・仮設住宅訪問
・朝市にてせんべい焼き体験と人間図書館を実施
・社会福祉法人訪問
「この合宿で何をして、どんなことを学びたいのか。」これを決めるために、合宿前にはミーティングなどを念入りに行いました。今回の合宿は、4日間とは思えないくらいたくさんの予定がありました。実際の日程にそって紹介致します。
1日目の午前は、仙台観光をしました。午後は、地域で活躍される方々から、お話しを聞きました。震災時何をしたか、震災前後の変化、今取り組まれていること、これからの課題などについて伺いました。
2日目は、震災ワークショップに参加しました。津波の被害にあった中学校を見学し、案内人の方からお話しを伺いました。その中学校に避難して、どのように過ごしたのかなどを聞きました。目にとまったのは、たくさんのメッセージが書かれた黒板。震災があった2011年3月11日は、その中学校の卒業式でした。「私が中学校を卒業した時みたい。」震災前にその中学校に通っていた生徒達の「日常」を見つけ、震災後である今との違いを感じました。その後は、仮設住宅にお住まいの方からお話しを伺いました。
3日目は、朝市で、せんべい焼き体験と人間図書館というイベントを行いました。イベント中は、皆さんとリラックスしてお話しを出来ました。その後は、朝市の近くで、地元の方からお話しをお聞きしました。
4日目は、仮設住宅訪問活動の1つとして、「人間図書館」という対話イベントをさせていただきました。ゼミ生が、本になり、私達の経験や考えなどを仮設住宅に住まわれている方々にお話ししました。人間図書館最中は、そこの住民の皆様からもお話しを伺うことが出来ました。
ほとんどのゼミ生は、今まで名取市に来たことがありませんでした。なので、震災については、マスメディアによって知ることが多かったです。この合宿で「現場の声」を聞きました。「現場の声」と言いましても、地域や年齢、職業などによって様々なことに気がつきました。現場に足を運んだからこそ得られた学びとそれを仲間と振り返ることの重要性を感じました。たくさんの方々にご協力していただきました。彼らの助けなしでは、この合宿は行えなかったと思います。ありがとうございます。
10月31日(金)には、夏合宿成果発表会を行いました。プレゼンテーションとディスカッションによって夏合宿を振り返る良い機会になりました。プレゼンターの皆様、お疲れ様でした。素晴らしいプレゼンテーションをありがとうございます。そして、この成果発表会のためにお時間を割いて、お越しいただいた皆様、本当にありがとうございます。またゼミでこのような催し物がある際には、是非お越し下さい!
写真は、
・夏合宿震災学習中、津波前に住宅地であった場所を歩いている様子
・夏合宿成果発表会 プレゼンテーションの様子
です。