白血球増加、血小板増加、等の炎症所見が見られ、中でも特にC反応性蛋白(CRP)上昇、赤血球沈降速度亢進は活動性の指標となる。
リウマトイド因子(リウマチ因子、RF、RAテスト、RAHA、RAPA)は陽性であることがほとんどだが、関節リウマチがなくても陽性となるし、だれでも高齢となるにつれて陽性の頻度は高くなるからこれをもって診断を確定することは出来ない。
また、活動性とは関連しないから経時的に測定することに意味はない。
リウマトイド因子の感度は59%、特異度は77%といわれている。
「抗CCP抗体」が、欧米では「リウマトイド因子」と組み合わせて診断基準に用いられている。抗CCP抗体の感度は62%、特異度は92%とされる。[3] 日本でも同様の診断基準が導入された。
CA-RF(抗ガラクトース欠損IgG抗体)、IgG型リウマチ因子などもよく用いられている。
関節破壊の指標としては「MMP-3」が用いられる。
これはRA特異的な検査ではない。ステロイド剤や腎機能障害でも高値を呈することがある。
リウマトイド血管炎を発症すれば補体が低下する。
フェルティ症候群を発症すれば、白血球その他の血球が減少する。