こんにちはγ(▽´ )ツヾ( `▽)ゞ感情共育ネットワークの高松です♪
続きまして、第2回のテーマは、
人との付き合い方の癖は幼児期に培われる!~どんな子ども時代だったのか?~
はじまりはじまり~о(ж>▽<)y ☆
幼児期(2~6歳頃)に感情の基本が作られるとの渡邉さんのお話ですが、
ここで、皆さんがどんなお子さんでいらしたか、についてきかせてください。
西田:
渡邉さんが教育を考えるにあたって、親子一緒の幼児教育として発信されていることは、
とても共感が持てます。今後も頑張っていただきたいなと心から思います。
さて、私の幼児期ですが、両親に話を聞くと、常に周りに人がいる環境の中でかわいがられて
育ったようです。専業主婦の母と姉、すぐ近くに住む祖母や親せき、皆とても仲が良く、
しょっちゅう行き来をしていたようです。父も良く遊んでくれる人でした。加えて社宅住まいとあって、
一歩家を出ると、常に誰かが声をかけてくれたり、遊び相手に困ることもありませんでした。
コミュニケーション活動を行う上で、とても豊かな環境で過ごしたようです。
この環境を端的に結びつけるのは議論の余地がありますが、昔から人に会うことに対して
全く抵抗がなかったり、どんな人とも興味を持って話ができるというのは、その環境が
大きかったのかなと思いますね。
渡邉:
周りからかわいがられたり、いろんな人と一緒に過ごしたというのは、すごく大きいでしょうね。
そんな多くの人とのかかわりの中で西田さんがもらったことは、大きいと思いますよ。
西田:
そうですね。自分の発信が常に誰かに受け止められる環境下にいたということは贅沢なことです。
「これ、嫌だ」とか「これ、したい」とか言ったときに、パッと振り向くとそこにおばちゃんや姉、
近所の人がいたりとか。受け止めてくれる人が常にいたというのは、大きかったと思います。
高山:
私は小さい頃、借りてきた猫のようにおとなしい子とよく言われていました。
「はい、はい」と聞く素直な子どもで、どこの家に親と行っても、「まあ、おとなしくていい子ね」と
よく言われていました。
そして、もう少し大きくなって小学生ぐらいからが、どんな子どもだったか、というときに最も
今の自分に近いようにと思いますが、私の父は学校の教員で、「他人の釜の飯を食え」というのが
父の教えで、小さい頃から、ほとんど家には帰らず、近所に泊まり歩かされたのです。
私はその泊まりに行ったお家で、「ここのご飯がおいしい」とか「お父さん、お母さんみたい」や
「お兄ちゃん、お姉ちゃん」などとニコニコしながら言って、馴染んでしまい、いつの間にか
そこの家の人に「あんた、うちの子になりなさい」なんて声をかけられていました。そういう家が
家の周りにいっぱいありました。こんなふうに人の家に泊まるのが全然平気な子どもでしたから、
今みたいに愛想がよくなったのは、そういうせいかなとも思います。また、僕は中学校から
野球のために実家を離れて、12歳から独り暮らしを始めました。だから、ほとんど親兄弟と育った
経験がなく、人の家で飯を食いながら大きくなったような、少年時代でした。そういう意味では、
私は親の良いときしか知らないのです。たまに親と会って、親が一番良いときしか知らなくて、
父は非常に厳格な人でしたが、あまり親子げんかはしたことがありません。
西田:
1つだけ質問していいですか。お父さんと大人になって話しをされたときに、
「親父、なぜ僕をそんなふうに育てたの?」などという話になったことはありませんか?
高山:
実は、父が同じ中学校の校長をしていたのです。そんな時期があったものの、私はすごい怖くて、
そういう会話はほとんどしたことがないのです。そして、大学を卒業して東京に出てきましたが、
その年に父が亡くなりました。ですから、父とそうした会話をしてないのです。
私も父に聞いてみたいと思う反面、なんか怖いから聞かなくてよかったなって思ってもいるのです(笑)。
西田:
お母さんにそれをお聞きになったことは?
たぶん、お父さんの考え方でそれをさせてらっしゃったのでしょうね。お母さんは、自分の息子だから、
自分のところである程度は育てたいという気持ちはおありだったと察しますが。
高山:
確かに母親はそうでした。小学校を出てすぐ中学校から下宿に入って、週末に帰ってると、
母はよく泣いていました。「こんな小さい子を1人で出して」と。
ただ父から中学校に入るときに、「将来は何になりたいんだ」と聞かれ、私は「普通の中学校、
高校に行って――親父は英語の先生だったから――英語の先生になりたい」と答えました。
そうしたら、「おまえみたいな先生はいらない」と言われました。
自分には全く理由がわかりませんでしたが、「これからの先生は文武両道が必要だ。
しかし、おまえはどんなに勉強しても東大は行けない。その代わり、甲子園に行く可能性はある」と
説いたのです。そして、「甲子園へ行く努力と東大に行く努力は一緒だから、東大に行けないなら、
甲子園に行け。それが嫌ならボクサーになれ」と言われて。
そこで、母が「なんであんたはうちの子どもの将来を、そういうふうに決めつけるの?」と泣きながら
訴えたのですが、「あいつが普通の大学に行ったらロクなことにはならん。女のケツばかり追いかけて、女で失敗するのは目に見えとる!」と言ったのです。母が泣きながら父に怒るわけです。
「どうしてあなたは自分の子どもが信じられないの?」と言ったら、「ワシの息子じゃ」の一言、
これで野球に決めました、みたいなところがありました(笑)。
渡邉:
お2人のお話を聞いていると、西田さんは家族がたくさんいて、親の愛情の中で育っています。
一方、高山さんは、親というよりも他人に育てられていますね。高山さんには二面性があると
思うのですが、これはEQI(EQ検査)にも顕著に出ているのです。
ところで、ある55歳くらいの人に「どんなお子さんでしたか?」と聞いたら、「カギっ子だった」と
言ったのです。彼は鬼軍曹で有名で、部下が倒れるくらい厳しい人というみんなからの噂があって、
私は会うのを楽しみにしてたのです。
そこで、検査結果に基づいて、その方のフィードバックしたところ、彼は自分がどうしたいかと常に
考えられて行動する方であることがわかりました。こうした方は、他人の目は気にしない傾向に
あるのです。しかし、彼は自分の考えに対するこだわりはそれほど高くはなく、どちらかというと
周りの人、自分と違う意見などを柔軟に受け止めて主張する、というようなスタイルだったのですね。
鬼軍曹と言われている人が、なぜこういう行動を取るのか。カギっ子だったと聞いて腑に落ちたのです。小さいときから何でもさせられたから、できるようになった。だから、自分では何でもやるし、厳しいのが
好き。新入社員時代も上司や先輩から教えてもらうよりも、背中を見て育ってきました。
何でも自分でやったし、自分で覚えたっていう人なのです。だから、彼のような自分に厳しくしてきた人は、部下にもそれを求めるから、それについてこれないような人を出してしまうのです。
もう1つ考えられるのは、カギっ子というのは、自分で何でもやっているわりには、どこかもう1人の
自分がいて、さびしかったんだろうなという面があります。ですから、協調性を大切にしたいとか、
みんなと何かやっていきたいという人が結構多いのです。
そこで、彼に「本当はみんなとやっていきたい」ということが検査で明らかになっています。
そういう自分を出したくないですか」と尋ねたのです。彼は「まさにそのとおりで、もう1人の自分が
出てきてほしいんですよ」と答えてくれました。
それがすごく印象的で、高山さんの話を聞いて、似たようなものを感じました。他人の飯を食えって
言われたから、そういうかわいがってもらった反面、どこかでは家族、父とか母の愛情が欲しいと
思いますね。小さいときのそんな体験が今も残っているように思います。
高山:
親の愛に飢えているということでしょうか。確かに、親に抱きしめられて、慣れていないというか、
居心地が悪くなって逃げたことがあります。ところで、渡邉さんの子ども時代はいかがでしたか。
渡邉:
私の家は8人の大家族でした。父母に祖父母、兄弟は3人で私は長女でした。
きっとかわいがられたことと思いますが、私は脱臼で歩くことが不自由だったので、
母が一日おきぐらいに病院に通って、今歩ける足があるのです。
私は人を笑わせるのが好きな子どもでした。隣のおじさんと話していて、よく笑ってくれる。
お腹を抱えて「小百合って面白いよな」と言われるのがたまらなく心地よくて、どうやって人を
笑わせることができるのか、相手に笑顔になってもらうかに、思いをめぐらすのが自分の楽しみでも
あったような気がします。
その反面、頑固なところがありました。今でも忘れないのは、小学生のときに仲間外れにされたことです。すごく切ない気持になりました。「私は嫌われてるかもしれない」というのが自分の葛藤の中で、
私の何かを育てたのでしょう。私は人に対して悪いことしてるのかとか、いろんなことを考えながら、
自分のこころと向き合ったときの経験は今でも忘れられません。初めて自分のこころと向き合っての
会話。西田さんの言う、自己内対話ですね。自分の中で相手を責めたり、そういう自分を責めたりとか。今日のテーマの「こころを鍛える」ということで、そんなことを思い出しました。
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西田さん、高山さん、渡邉さん、ありがとうございました。
人との付き合い方には、幼児期にヒントがある...。
みなさんは「どんなお子さんでしたか~?」
自己内会話で新しい発見があるかもしれませんねっ(‐^▽^‐)
次回は、第03回:失われているのは“感じる力”
~自分の楽しいときがわからない学生の現状~
お楽しみにっ!
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