腎生検のことについて

書いていなかったので

思い出しながら書いてみたいと思います。


2012年12月 7日間の入院


1日目

入院手続きと、血液検査

その他体調の観察。

医師からの腎生検の流れ説明。

食事は腎患者向けの食事

夕食は絶食(だった気がする)

水分はOK


2日目

AM8:00 尿道カテーテルの挿入

膀胱炎のような感覚で

ずっと下半身に意識がいってました。笑

正直、腎生検より辛かった。笑


AM10:00より腎生検開始

医師、麻酔師、看護師、研修生に

付き添われて処置室までベッドで移動。

腕に血圧計を装着。5分置きに測定。

家族の付き添い無し。

(家族が時間を間違えていたらしい笑)

うつ伏せに寝かされて

腰の部分に麻酔を投与していく。

麻酔の効いていない部位に針が当たった時

身が捩れる程の痛みを感じた。

麻酔が完全に効いたことを確認後

各腎臓に3本ずつ細胞採取用の針を刺す。

針を抜いた直後、

すかさず研修医が腎臓を圧迫。

こうしないと腎臓から大量出血が起こるため、素早く傷口をおさえなければならないらしい。

傷口圧迫は一回につき5分程度。

しかし、研修医の力が強すぎて

肺まで圧迫しており、呼吸困難に。笑

息ができなくて気を失いそうになるが

肺を圧迫されているので声が出ずに

口をパクパクしていると

傍にいた看護師が

『先生、力が強すぎて、患者が呼吸困難になっています!!!』

と、直ぐに報告してくれた。

(正直、医師よりも看護師さんの方が

患者に寄り添ってくれるし

患者の様子をよく見てくれるよね…神様)

医師の力が弱まると同時に呼吸が出来るようになるが

数分間の圧迫で呼吸困難になったためか

血圧が45まで下がり、意識がなくなりそうになった。

麻酔医がすかさず血圧上昇の薬を投与。

私の気分が落ち着くまで

看護師さんは強く手を握ってくれていた。

『大丈夫だよ、頑張ってるね

 ゆっくり深呼吸してみよう』

優しく力強く、目を見て励ましてくれたおかげで数分で正気に戻る。

その間、医師達は

「力入れすぎですよーあはは笑」と

笑い話にしていた。

医師と研修医への不信感MAX。

12:00

なんとか両サイドの細胞を取り終えて

今度は仰向けになる。

腎臓の下には硬い石のプレートが置かれており、72時間はこの状態で過ごさなければならない。

病室へ移動する。

カテーテルが着いているため、尿意は問題ないが、まあとにかく、何かと困る。

お水を飲むのも、テレビを観るのも一苦労、という感じだった。


腎生検をされる方は

絶対に付き添い者を連れた方がいいです。笑


3日後

背中の石のプレートが撤去され

少しずつ座る練習をする。

なるべく身体を捻らないように、ロボットのような動きで過ごさなければならない。

医師に傷口の様子を見てもらう。

問題がなければ、更に3日間入院した後

退院許可が降りる。

少し腰が捻られる姿勢になるだけで

激痛が走る。

カロナールは処方されない。


6日後

医師による退院許可が降りたので

翌日の退院が決定。

これから1ヶ月の過ごし方を教えてもらい、退院。

運動は徒歩のみ。

腰を捻り過ぎるのは良くないが

かと言って捻らないのも治癒が遅くなるとのことで、ヨガのような緩やかな捻りを勧められる。(多少痛みが出る程度しかダメ)

傷口が開くと、再度入院になるらしかった。


8日後

退院してすぐに真っ赤な尿が出る。

すぐに病院に連絡し、診察を受ける。

幸い少し傷口が腹痛だけで

入院する程度では無いとのことで様子見に。

車の乗り降りは特に注意してほしいと

釘を刺された。


14日後

痛みは軽い筋肉痛程度の痛みになる


21日後

アザを押された時のような痛みが残っている


28日後

痛みも消え、日常生活を送れるようになった


私の腎生検談はこんな感じでした

腎生検後、担当の研修医は苦手になりました笑