2年ほど前に米国のスポーツアパレルメーカー『NewEra』社がライバルの『'47』社を買収すると発表しましたが、もう完了したのかな?
当時のネット記事だと、これに依って「世界有数のスポーツとライフスタイルの企業誕生」とのことでした。
この2社は日本だと特にキャップで馴染みがあり、被っている人も多かろうと思います。
『NewEra』は新製品(新企画製品?)が毎日5回以上はメールで案内が届きますが、定番のように長く提供される物から、早くサイズが無くなる物まで様々です。
下の写真は『NewEra』社のサイトから借りたもので、1〜2ヶ月前だったかに案内があったもののひとつ。幾つかの種類から1点に絞ろうと熟考していた間(感覚的には刹那)に、ばかデカいサイズと極小サイズだけ残してほぼ完売状態で入手できなくなりました。
これは1959年に岡本太郎さんとのコラボによる近鉄バファローズの猛牛モチーフのデザインで、バファローズの CI マークになったものだから欲しかったのですが。
こんな感じの『NIKE』に似た手法で購買意欲をくすぐってきます。
先日も和風の企画商品の案内がありました(下の写真)。
これは外国人には刺さるかも知れませんねえ。
一方で製品の刷新をあまり感じられないままだった『’47』の通販サイトが昨年からメンテ中だとかの理由で閲覧できない状態になり、今は完全に閉鎖されているのですが、『’47』のブランドは今もあるし、今後も存続すると見られているので、サイトの再開があると期待しています。
【3月31日 追記】『'47』社の公式通販サイトは昨年の4月1日に別の新たなサイトが開始されていたようです。 ◆◆◆追記ここまで◆◆◆
近年の『NewEra』はヘッドウェアだけでなく、バッグや衣類なども充実していて、実際に日本ではバッグもよく見かけるようになりました。「NIKE 超え」を目指しているのかな。
片や『’47』の業績低調は通販サイトの内容や街中で見かける数でも窺えました。
両社の露出の差はMLBの試合用キャップが顕著で、『NewEra』の一社独占です。
NPBだと『NewEra』の独占にはなっておらず、日本のメーカーもあるし、千葉ロッテや横浜DeNAが『'47』を採用していますね。
両チームの今季の情況は知りませんが、DeNAは嘗てはNewEraでした。
私は帽子が好きで、特にキャップは頻繁に着用しています。
先ほど数えたらキャップは49個ありましたが、何十年も前の物も多くて経年による傷みがあり、被らない物は処分するように、とカミさんに言われていますから、処分(廃棄)したら程よい数に減ることでしょう。そうしないと恐くて新しいキャップが買えません。
キャップのツバには「平ツバ」と「曲げツバ」があり、私はデザイン重視で購入するので、どちらも持っていますが、平ツバの方が好きと言うより “慣れ” があるので、迷ったら平ツバを選びます。
上の写真は、左(スマホは上)が平ツバで右が曲げツバですが、写真だとあまり変わりませんね。
今は曲げツバも多く出回っていますが、昔は平ツバばかりだったのではないでしょうか。
平ツバのキャップを買うと先ず、真っ平のツバを自分の好みにほんの少しだけ曲げるのですが、あれは神聖な儀式のようで、嬉しい作業です。
でも昔のツバは随分薄くて脆弱でしたから、気分次第で曲がり方をよく変えていた私は何個かのキャップのツバをついつい折ってしまいましたが、今はしっかりしたツバが多いです。
それとは反対に、曲げツバは平に近いくらいに伸ばそうと試みるのですが、あれは無駄な作業と解っていてもやってます。
街中でもテレビでも多く見かけるのが、ツバにメーカーの丸いシールを貼ったままキャップを被っている人。あのシールは商品の仕様やサイズなどを識別するためにスタッフ用に考案されたもの。
顧客もそれで商品を識別してはいますが、商品のデザインに全く関わりの無いシールで、あれは昔だと(下の写真のように)ロックスファスナーで紙などの下げ札(商品タグ)を固定していたのをシールに替えたものだから、私はあれを付けたまま被って外出するのは罰ゲームに等しいと考えますので、絶対にできません。
それにキャップは被っているうちにヤケが発生して、シールを貼った部分だけ元の色のままだからとても目立ちます。それとは別に、シールを貼ったまま放置していたら、シールの糊による化学変化でツバの色も変わるかも知れないし(検証はしていません)。
その丸いシールですが、金色のシールは『NewEra』では独自に『59 FIFTY』・・・そのまんま「フィフティーナインフィフティー」と呼ばれるもので、「7 」とか「7 3/8」などのようにサイズが固定している商品です。一般的には「サイズドキャップ」や「フィッテッドキャップ」と言われる仕様です(下の写真)。
銀色のシールは『9 FIFTY』(ナインフィフティー)と呼ばれ、サイズ調節が可能なアジャスター仕様のものを示します(下の写真:銀に見えないけど)。
アジャスターには、7個ほどの突起のある右側と穴の空いた左側を留めるアメリカンホック式やマジックテープ式、バックル式、面ファスナー式などがあります。
他にも『9TWENTY』や『9FORTY』などのカテゴリーがあるそうですが、その定義までは知りません。素材や仕様などで分類しているのでしょうね。
ところで『NewEra』と『’47』のキャップですが、私はどちらも持っていて、どちらが好きというのも無く、これもデザイン次第です・・・とは言っても、所有数では『NewEra』が圧倒していて、これは選択肢の数の差に依るものです。
下の写真は『NewEra』のものばかりで 14個ありました。
左側の4個は屋外で被ったことが一度もなく、上からシアトル・マリナーズ、トロント・ブルージェイズ、ボストン・レッドソックス、そして懐かしのオリックス・ブルーウェイブのもの。
真ん中の列は上からレッドソックス、ニューヨーク・メッツ、アスレチックス、そしてニューヨーク・ヤンキースが2個。
右はMLBから外れて、上からペンシルベニア州立大学(PSU)、エスニック柄のもの、スラッシャー社とのコラボ商品、ペンドルトン社とのコラボ商品、そして私が大好きなチャーリー・ブラウンらのピーナッツの絵柄のもので、これはヘッドの絵が薄い緑色で目立たないのがいいです。
この14個の内、右上のペンシルベニア州立大学のは40年ほど前のもので、『NewEra』のロゴが筆記体に拠る旧タイプで、尚且つ米国製です。
タグには「MFG IN U.S.A.」と記されていて、MFGはManifacturingですね。
現在の『NewEra』のマーク、フラッグロゴの刺繍を左側面に施したのはこの10〜15年くらいのことではないでしょうか。今はそのマークがすっかり定着していますが、現在の製品はチャイナかベトナム製ですね。
以前トランプ大統領が「物作りをアメリカに取り戻す」という趣旨のことを語っていたけれど、このような衣類関連は想定外なんだろうなあ。
それから時代が下ると「MADE IN U.S.A.」(下の写真の右側のタグ)に変わりますが、いずれも米国がちゃんと物作りをしていた時代ですね。
そして、下の5個は『’47』のものです。
テッペンが阪神タイガース、左の2個がレッドソックスで、右は上がメッツ、下がシカゴ・カブスで、バランス良く所有しています。
この中で特に好きなのは、前列左のレッドソックスと、真ん中右のメッツのもの。
レッドソックスのは「B」と「赤いソックス」のお馴染みの2つを正面(ヘッドとツバ)に配したもので、同パターンの色違いもあり、私は「贅沢なデザインだ」と感じました。
メッツの方は淡いブルーのピンストライプが気に入ったのと、私の大好きなヘリンボーンを生地に採用しています。このブログの最初にアップした『'47』マークの写真はこのキャップのもので、淡いブルーの縦縞を挟んだヘリンボーン地が好いのです。
因みに、その左横の『NewEra』のマークもメッツのキャップのもので、あの生地は学生服によく採用されるサージです。
『'47』の強みとして「レトロ感」を挙げられることがありますが、私は攻めのデザインをする印象も持っていますので、細かいディテールとともに、MLBとNFLの老舗チームにある懐かしのマークなどの復活にも期待しています。
最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
今回も事実誤認がありそうですし、誤字や変換ミスもあればご容赦ください。
本文とは MLB 繋がりで下の動画を。












