「灯りと温もり」の雑記帳

「灯りと温もり」の雑記帳

“高齢者” オヤジの雑記へようこそ。ご訪問に感謝致します。
平成29年元日に、ブログタイトルを「アメカジおやじの雑記帳」から「『灯りと温もり』の雑記帳」に変えました。

今日は東京都知事選の投開票日ですが、首都東京の首長を決める重要な選挙だとはいえ、関西の地上波では民放の選挙特番は無いようで、こちらではNHKだけが特番を予定していますが、私はYouTubeで『あさ8』の選挙特番ライブを視聴します。

(追記••あさ8ではなく、有本香チャンネルですね 💦)

 

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20時になって直ぐに「当確」が出るのなら小池氏だろうけど、次点になるのは蓮舫氏ではなく石丸氏だと言われているようで、都民ではない私でも2位には関心を寄せています。

意外な健闘で蓮舫氏が2位になったら、選挙事務所での取材で記者から蓮舫氏へ「2位じゃダメなんですか?」と、ベタな皮肉質問が出るんだろうなあ。それも聞きたいけど、蓮舫氏に僅かでも自信を持たれるのは嫌だから、3位以下に終わって欲しいところです。

この人は負けたところで衆議院に鞍替え出来る機会になるのだから、あとは立民ではなく共産党から出馬するのかどうか、ですね。

今回は「蓮舫知事誕生阻止」が目指すところだから、先ずはそれが成就すれば何よりで、石丸氏や田母神氏、桜井氏、ひまそら氏などを支持していても敢えて小池氏に投票する都民も多かろうと思います。

 

国政でもそれ以外でも、投票したい候補者がいない選挙戦があるのはよく聞く話です。

選挙を棄権して投票率を下げる側に加わりたくない私は、投票する候補者がいない場合は敢えて無効票を投じることに決めています。今なら「安倍晋三」や「石原慎太郎」と書くでしょうが、幸いなことに、これまではそうした投票行動を執らずに済んでいます。

 

月曜日のテレビの情報番組では都知事選の結果や今後の都政を語るコメンテーターを揃えての番組作りになるのでしょうが、それも数日で終わりかな。

 

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その情報番組では今や、日本プロ野球よりもドジャース大谷翔平選手の情報を真っ先に、それもホームランを打てばスポーツコーナーでの扱いではなく、政治経済や国際情勢、事件事故などを抑えてトップで伝えられる事もあるようです。

そんな中で一ヶ月以上前に、大谷選手が米国で購入した新居の情報を極めて非常識かつ過剰に伝えた日本テレビとフジテレビが、大谷選手とドジャースから “出禁” を食らったとの情報が日本でも伝わりましたが、その後も両テレビ局は何も無かったかのように嬉々として、大谷選手の情報を伝えていました。

大谷選手やドジャースの意志では抑えられない映像を、両テレビ局が入手して報じているのだろうか、と思っていたところ、7月3日にフジテレビの夕方の情報番組『イット!』の番組終了前にMCから、大谷選手への過剰報道に対する謝罪があったのだそうな。同番組のHPでも同様の謝罪文が掲載されていますが、「出禁などの事実は無い」と否定して惚けていた同社がいきなり神妙に反省の姿勢を見せて “泣き” を入れて来たワケか?

 

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謝罪の言葉の後段の文言「新居には多くの観光客や地元の方が訪れる状況が••••云々」に対し、視聴者などから更なる抗議が寄せられているとも聞きます。「謝るのに説教垂れるな」ってところでしょうか?

無論これは謝罪と合わせて広く呼びかけねばならぬ事ではありますが、これほどにも謝罪が下手なんですね。「大きくやらかし、小さく詫びる」が基本姿勢か?。

その後、フジテレビの港社長が5日の会見で大谷選手や関係者に向けて謝罪をしたそうだけど、ならば日テレはどうするんだろう? 『24時間テレビ』で頭が一杯だから、謝罪のタイミングを逸したのかな?(私が知らないところで謝罪していたのなら、御免なさい)

 

テレビ局は常にネタ不足だから、「何か事件が起きれば儲け物」とばかりに大谷選手のプライベートを晒して “種蒔き” をしたのだろう、と言ってやりたくなりますが、仮に本当にそのような下卑た精神からの行動だったとしても、私はもう驚きもしない。

 

事件報道で「容疑者の祖父が取材に応じました」などと言って、協力的な親族が申し出てくれての取材であるかのような伝え方がみられますが、ほとんどの場合は夜討ち朝駆けで執拗に親族宅を訪ね、近所迷惑や周囲からの白眼視などに堪りかねた親族をカメラの前に引き摺り出したのだろう事は多くの視聴者が感じているでしょう。このようにテレビ局は「やり過ぎ」の線引きが世間の感覚と乖離しているのですね。

 

ネタ不足を感じさせる、こんな報道も時々あります••••

「○○○の事件で、容疑者が犯行当日の午前中に自宅近くのホームセンターで、凶器に使われた包丁を購入していたことが、警察への取材で新たに判明しました」

••••という類のもの。こんな報道はどうでもいいし、他に伝える事は無いのか、と私は思うのです。

(実際は多くの視聴者がこれを重要な情報だと受け止めていて、世間の感性とズレているのは私の方なのかも知れませんけど)

 

 

 

話は変わって、大谷選手繋がりから日本プロ野球と電車路線の話を書きます(つまらない話です)。

セリーグは混戦模様で順位が目まぐるしく変動しているようです。私は根拠も無く、今シーズンのセリーグはベイスターズかジャイアンツが制すると思っていたのですが、どうなるのだろうか?

 

私はこの何回かのブログで、今は阪神ファンを已めているのを書きました。

甲子園が結構近いこともあり、昔は消化試合でも観戦に行ったもので、ファンを已めたと言っても選手たちやチームが嫌いになったワケでは無く、当時の球団首脳陣の考え方に憤り、球場での私設応援団の振る舞いを嫌っての事でした(当時の応援団のことです)。

 

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(昔はこんなのもせっせと購入していました)

 

「チーム補強に金なんか使わんでも、アホな阪神ファンは甲子園を満杯にしよる」という首脳陣。

それに加えて、私は純粋にプレーを観たいのに、「ハイ、そこ!」と拍手などの応援スタイルを観客にやたら指示する私設応援団を嫌っていました。

私はファンが盛り上がって自然発生的に拍手や歓声が上がって一体感が生まれるのが好いので、強要されて拍手はしたくないのです。ベジータじゃないけど「俺に指図するな!」ってところです(私は性格が悪いものですから)。

しかしながら多くのファンは、応援団の仕切りで盛り上がるのを楽しんでいますから、そこから外れた感性の私は甲子園に行くべきではないのだと考えるようになり、離れていきました。

 

それで、阪神に次いで阪急ブレーブス時代から好きだった後継チームのオリックス ブルーウェイブの応援に絞りました。

 

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(随分とくたびれたステッカーです)

 

同チームのホーム球場『グリーンスタジアム神戸』は住宅地に立地していることから、所謂 「笛や太鼓」の大音響の応援が禁止されていましたし、不快な振る舞いのない応援団でもあり、自分の楽しみ方に近いものを感じました。

そのオリックスも近鉄バファローズと統合し、今はオリックス バファローズになっているのはご承知の通りですが、私にはオリックスバファローズが近鉄バファローズにしか見えないこともあり、これもまた球場に行くことは無くなりました。

球団や球場のことなどの事情を解ってはいても「さっさと神戸を捨てた」と私には映ったものですから。

そんな事があって今は、勝敗に一喜一憂せず、両チームも他チームも冷静に眺められます。

 

 

ところで昨年の阪神vsオリックスの日本シリーズは、甲子園球場と京セラドームが阪神本線と阪神なんば線で繋がっていることから「阪神なんば線シリーズ」と呼ばれ、関西限定だろうけど話題になりました。

 

 

その『阪神なんば線』は平成21年(2009年)に阪神電気鉄道と近畿日本鉄道が相互直通運転を開始するのに重要な路線でした。

相互乗り入れに依って阪神の神戸三宮(当時は三宮)駅から近鉄奈良駅までを快速急行だと約80分で行けるようになりました。

神戸三宮から阪神尼崎を阪神本線、尼崎から大阪難波を阪神なんば線、大阪難波から近鉄奈良を近鉄難波線・奈良線で、それぞれ繋ぐのですが、快速急行だと乗り換えは不要です。これに依って神戸っ子には奈良がグッと身近になりました(奈良とお互い様ですが)。

それ以前だと神戸から奈良に行くには、JRか阪急か阪神の三宮駅から大阪(梅田)に行き、地下鉄で難波駅に移動し、近鉄で奈良まで行く・・・、他にはJRで京都まで行き、近鉄京都駅から奈良に移動する・・・くらいだったでしょうか。

 

   

 

阪神電車と近鉄電車を繋ぐ計画は終戦直後からあり、先ずは阪神電車が難波まで乗り入れる計画が立てられたものの、“大阪市” と云う壁が邪魔をしました。「大阪市内の交通網整備は大阪市交通局が行う」と云う所謂 “市営モンロー主義” に妨害されたのです。

大阪市は阪神の計画に対抗して市営地下鉄(現・大阪メトロ)の新たな線の計画を立案したり、大阪府内の交通網を整備したい大阪府知事と、それを阻止する大阪市長が対立することにもなりました。よく言われる大阪の「府市あわせ(不幸せ)」と云うやつです。

 

後に国が阪神の計画を認めたのに、相変わらずの市営モンロー主義と、阪神電車沿線の商店街からの「大阪や神戸に買い物客が流れる」と云う猛反対に遭いながらも牛歩のように僅かずつ計画が進みました。

それを一気に加速させたのが、2000年(平成13年)の前後にあった 

 ① 京セラドームの開業

 ② USJ の開業

で、それに依って阪神電車の計画に反対していた商店街の姿勢も変わり、2009年に阪神電車の難波駅への乗り入れが叶いました。

 

   

 

橋下 徹さんが府知事に就任したのは相互乗り入れの数年前だから、橋下さんの存在は計画実現にほとんど影響してはいないだろうけど、ただ、橋下さんが後に松井一郎市長と構築した「大阪府と大阪市の連携・協力関係」が彼らよりもっと前の知事と市長が成し遂げていたら、相互乗り入れはもっと早く実現していた筈。

その一方では、電力以外の多方面でも大阪へのチャイナの侵食が更にに推進されていたかも知れない怖さがあります。橋下さん松井さん以前の知事や市長なんて、今以上にチャイナに取り込まれていただろうから。

現在は大阪駅周辺の開発が順調に進んでいる一方で、問題が多く不信感が増幅している万博開催もあり、色褪せている今の維新の会に対する「浪速っ子たちの思いは如何に?」というところです。

 

 

つまらない話を読んで頂き、ありがとうございます。

事実誤認や誤字、変換ミスがあればご容赦ください。