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ようこそ、「クラクフを食べ歩く。」へ
このブログでは、ポーランドの古都クラクフに住むP(ぴー)が
独断と偏見で選んだおいしいもの
&すてきなお店などを紹介していきます
旅行ガイドには載っていない、
でも、現地の人びとに愛されていて、
個人的にぜひオススメしたいものたちを取り上げていけたら…
と思っています
クラクフ以外のポーランドの街も取り上げていきますので、おたのしみに
ポーランドへ旅行する際、ぜひお役立てください
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こんにちはPです。
今回は、ようやく、本来のテーマである「食」に戻ります
ずっと行事関連ばかりだったので…
しかも!!!
今回ご紹介するお店は、2年前から私のお気に入りで、
ちょっと秘密にしておきたい場所なのです…
クラクフに住むポーランド人の間でも有名で、
特に学生の間での知名度はかなり高いです
特別に、お教えします笑
その名も、ココ食堂(ゴスポダ・ココ Gospoda Koko)。
リネックから歩いて3~4分くらいのところにあります。
ちょっと通りに入るので、あまり目立っていません。
某地球の歩●方10/11年版にも載っていなかったので、
日本人にはあまり知られていないようです
では早速、お店へ!!
ちなみに、
お店のトレードマークはにわとり。
ぼやけていますが
ココで配布されていたステッカー。
お店の看板娘であるにわとりさんとダヴィンチのコラボ
(なぜコラボしたのかは分かりません。笑)
お店のいたるところに、このにわとりさんがいます。
リネックから、ブラツカ通り ul.Brackaに入り、
初めにぶつかる右手側のわき道(ゴウェンビア通り ul.Gołębia)へ。
30秒くらい歩くと左手に見えてきます
発見!!
大きな看板はないのですが、その代わりに…
通路へとつながっている大きな入り口の脇に、
このようなたて看板が設置されています
右の写真はこのお店の名物、日替わり手書きメニュー!!
例のにわとりさんもいます
若干読みにくい字ですが笑
一面にびっしりメニューが書かれています
日替わりなので、毎日まいにち違います。
大体の内容はあまり変わらないですが、
日替わり限定メニューなどが出現することも
たとえば、この日(去年の12月28日)は、
「ジャガイモのパンケーキ グラーシュがけ」が限定メニューです
…お腹が空いてきました。笑
にわとりさんの頭上にあるふきだし内と、
中央部、赤い枠の中に書かれています。
※ジャガイモのパンケーキ(プラツキ・ジェムニャチャーネ placki ziemniaczane)は、
すりおろしたジャガイモの生地をフライパンで薄く焼いたものです。
それにハンガリーのシチューであるグラーシュをかけてあります。
画像はこちら⇒パンケーキ グラーシュがけ(Google画像検索)
そのうち、別の記事で登場させますので、お楽しみに
ちなみにパンケーキの値段は12zl(約300円)。
そう、何を隠そう(?)、
ココのいいところの1つは、
料理が安いこと。
こちらは1月20日のメニュー。
※クリックすると、Facebookのココ公式サイトに飛びます。
こちらに手書きメニューが毎日アップされています
基本的に、ココは定食スタイルです。
つまり、スープ・主菜・副菜×2がセットになっています。
その名も、ランチセット(ゼスタフ・オビヤドーヴィ zestaw obiadowy)。
私のある日のセット内容は…
まずはスープ。
大好物のトマトスープ(ズパ・ポミドローヴァ zupa pomidorowa)
ポーランドではスープを「飲む」ではなく「食べる」と言いますが、
文字通り、スープが具沢山で、これだけでもわりとお腹いっぱいに。
ちなみに、このトマトスープにはお米が入っています。
※ポーランドではスープにお米を入れるのは一般的です
ショートパスタが入っていることも。
次は主菜&副菜。
左が、これまた大好物のカツレツ(コトレット・スハボーヴィ kotlet schabowy)
と、
副菜その1の茹でたジャガイモ。主食。
主食は、フライドポテト、お米、ソバの実(カシャ Kasza)などが選べます。
主菜は選択肢がかなりあります。
豚肉・鶏肉をつかったものが大半です。
右が、食べかけ(ごめんなさい笑)の、副菜その2・白菜のサラダ。
他にもザワークラウト、ピクルス、トマト、レタスなどなど選べます。
これ全部で、14zl(約350円)。
男性にはちょうどいいくらいでしょうか。
日本人の女性にとってはちょっと多すぎる量かも
そんな小食なアナタのために、
ハーフもあります!!!!!!!
ハーフだとお値段は9.5zl(約237円)。量も控えめです。
こちらはハーフのスープ。
きゅうりのスープ(ズパ・オグルコーヴァ zupa ogórkowa)です。
ピクルスのスープという感じで、さっぱりしていておいしい
こちらもお米入り
こちらは、ポーランドの名物料理、ピエロギ・ルスキェ pierogi ruskie。
餃子のような形をしていますが、皮がもっともちもちしています。
中身のレパートリーはたくさん
この写真は、カッテージチーズ&ジャガイモ&タマネギを混ぜたものが入っています。
他にも、肉入り、チーズ入り、ホウレンソウ入りなど。
セットにはできませんが、
10個で値段は8~9zl(約200~225円)。
長くなってしまうのでこれ以上は書きませんが、
何度行っても、飽きない品揃えのよさと、低価格設定が魅力です
テイクアウトもできます。
最初に戻りますが、
たて看板がある入り口を入って奥に進むと、
このように、ドアがあります。
ここがココへの入り口。
ちなみに、地下にも行けます。
スティル Stilというバーですが、提携しているようで、
食事を持って、バーで飲みながら食べることも可能
店内の様子。
座席数は4人がけテーブルが7つ程と、あまり広くありません。
お昼時&夕飯時は大混雑で、座れないこともしばしば
その混雑を解消するためか、
最近になって、別の場所にも進出してきました
たて看板がある入り口の右側にあります。
こちらも広くありませんが、ちょっと雰囲気のいいレストランのような内装です。
もっと書きたいことは山ほどありますが…
学生・大学の先生・住民・バックパッカーの旅行客などなど、
彼らに愛され続けている理由が、ココにはあります
お腹が空いている時、
おサイフの中が心配な時、
にわとりさんが待つココ食堂に寄ってみませんか?
ココ食堂
ul. Gołębia, 31-007 Kraków
TEL 12-430-21-35
営業時間 8:00~27:00
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