スキマスイッチになりたかった(〇vωv)

スキマスイッチになりたかった(〇vωv)

高校生になったばかりの幸太は、親に頼んで携帯を買ってもらうことができた。

そして入学したときから気になっていた美咲と少しずつかかわりをもてるようになっていく...

はたしてこの恋のゆくえは・・・!?

高校生になったばかりの幸太は、親に頼んで携帯を買ってもらうことができた。
そして入学したときからずっと気になっていた美咲と少しずつかかわりをもてるようになっていく...
音楽と野球が大好きな幸太だが、恋愛というものにまったく縁がなかった。
はたしてこの恋のゆくえは・・・!?
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部活も終わって疲れはてても、美咲の言葉が全然頭から離れなかった。。


・・・幸太クンだよね!!してるよ~♪あっでも話したのは今日がはじめてだよね!!よろしくね!!・・・



まさか、知っててくれてたなんて・・・

まじ感激だわ!!!


あはは~~~♪

浮かれちまうな★☆




そう思いながら、俺は家に向かう電車にとっていた。


よし!!

早速メールしようかな??ワラ



時間はもう8時を少し過ぎた頃だ。


メールするなら今がぎりぎりってところだな。。



そう思い、俺は美咲にメールをうった。


「よっ!!今日はありがとね♪早速メールしてみたよ☆★」




すると、1分ぐらいでメールが届いた。


「おぉ~、いえいえこちらこそありがとね♪どんどんメールしてね!!ところで、いまなにしてる??ワラ」


「今は、帰宅中!!電車の中さ♪」



すると・・・

「あぁ~~やっぱりそうだよね!!そこ動かないでね♪」






・・・???

なんで動かないでなんだ??


すると、となりの車両のドアが開いた。


「あぁ~~~!!やっぱりいた♪」


えっ!?

なんで美咲が電車にいるの・・・!?




第五話につづく




「あっ・・・」


何もいえずに、美咲はオレをすぎていった。

そんな美咲に歯止めをかけるように、正広が


「美咲~。おはよっ♪」


美咲は足を止めて振り返った。


「おぉ~~、おはよ~~♪」

さわやかで優しい声が、あいさつを返してくれた。


「美咲、お前この前アド変しただろ~。実はそのメール間違って消しちまったんだ。チョイ今赤外線でいいから教えてくれね??」

そういって正広はケータイをとり出した。


「あぁ~~いいよ、いいよ♪ちょっとまってね。」

そういって美咲もケータイをとりだした。


「そうだ!!こいつ、オレと同じ野球部の幸太っていうんだ。野球部の将来のエース候補だぜ~♪」


オレはとっさに反応した。

「あっ・・・!!どうも・・・はじめまして」


緊張しちまって、うまくいえてないような気がした。


でも、美咲は笑顔で


「幸太クンだよね!!してるよ~♪あっでも話したのは今日がはじめてだよね!!よろしくね!!」


えっ・・・??

知っててくれたの!!!!!





「こいつ昨日ケータイ買ったんだけどさ、まだ全然アドレス知ってる人いないさ!!だからこいつにもアドレス教えてくれる??」


「うん!!OKだよ♪じゃあ幸太クンもケータイ出して!!」


「うん!!」


そういって俺たちはアドレスを交換し合った。

まだ、何が起こるかなんてわからない・・・


わからないけど、この出会いを...大切にしたい。

この恋を実らせたい!!


少しだけど・・・希望がわいてきた。











4月9日


月曜日、休みも終わり、初めての学校だ。

今日は、やらなければならないことがある!!


そう!

美咲からアドレスを教えてもらうんだ♪♪


美咲の友達に聞いて、メールすれってのもてなんだけど...

やっぱり話がしたいじゃん♪♪



うまい具合に、話をもちこむきっかけになっていて!!

チャンスだと思うんだよ!!ワラ




でも、緊張するな・・・

顔うまくみれるかな~~!!


「なになやんでんだよ!」

誰かわからないが、後ろから肩をたたいて俺に話しかけてきた。

振り返ると・・・

「おう、正広か!」


こいつは

~小池 正広~

中学からずっと俺とバッテリーを組んでいる相棒だ。

キャッチャーだからか結構キレ者で、とても頼りになるやつだ!!

気も合うオレの親友だ!!ワラ


「どうしたんだよ~~?美咲への告白の仕方でも考えてるのか??ワラ」


・・・そう。

オレが美咲が好きなことは正広しか知らない。


「いや、告白はしないけど・・・オレ昨日ケータイ買ったじゃん??だから、どうやって美咲にアドレスどう聞き出したらいいか・・・」


「はぁ~。美咲の友達に聞けばいいじゃん!!」


「いやいや!!せっかく美咲と話ができるきっかけがもてたじゃん!!やっぱりはなしがしたいんだよ~~。でも、緊張しちゃって自分から聞き出せないゎ~~。」


「ふ~~ん・・・・・あっ!!美咲きたぞ!!」



そういって、正広が指差しているほうを見てみると・・・

美咲が友達と話しながら廊下をこっちに向かいながら歩いてきた。


「うわぁ~~。チャンスだけど、どうしよう~~!!」


オレが軽くパニクっていると、正広は何かひらめいたらしい。


「よし!!俺に任せろ!!一応オレあいつと同じクラスだし、少しは話しもしたこともあるし♪」



そういっていると、美咲がもう目の前を歩いていった...




第三話につづく