はじめまして。
「暖」といいます。


今日はある日の出来事をお話ししたいと思います。



さっきまで降っていなかったのに
急に雨が降ってきた日

私は傘をさし、家の近くのお店へ
牛乳を買うために歩いていました。

すると、同じ方向に歩くスーツの女の人が
傘を持たず、雨に降られていました


コロナウイルスが蔓延するこんなご時世。
私は傘をさしていて、その女の人は傘をさしていない。
知らない人。
けれど同じ方向へ歩いている。


私は、声をかけるべきか
頭をフル回転に。


「急に声をかけられたら怖いだろうか」
「そのままだと寒くないだろうか」


でもこんな時、私は考えます。
この世の人たちが、どう行動したら
嬉しい、優しい、温かい世界になるのだろうと。


さっきまで頭で考えていたのに
そこには咄嗟に声をかける自分が居ました


「東京にも優しい人がいるんですね。」


そう言ってもらいました。


年齢は私より少し上かな
きっと、優しくて、頑張り屋さんな人でした。


私達は、駅までの一本道を
互いの話をしながら笑って歩きました


あれから3週間ほど経った今、
私と女の人はまた知らない人。

でも、あの時間は
間違いなく
私と女の人が一緒に過ごした優しい時間であり

その後の二人の
ほんの少しのしあわせな気分を
作ったと思います。




本当は誰にも話さないような
小さな出来事。


だけど、
見てくれた人からまた
優しい世界が広がる
そんな事を願っています。


この世も、捨てたものではありません
もちろん、東京も。



最後まで読んで頂き
ありがとうございます。