「愛するということ」を読み始めて、まだまだ序盤だけれど、人間の孤独やそこから抜け出したいという根源的な欲求について考えさせられた。

 ~「孤独の牢獄」~ある特別な人との関係で感じる安心感や優しさ、まさにそれが孤独を和らげてくれている。つまり、その人といることで、心がほっとし、「ひとりぼっちじゃない」と感じられる瞬間があるということ。

フロムがここで伝えたいこと、それは、「ただ孤独から逃げるだけではなく、その『牢獄』から本当に抜け出すためには、相手と成熟した愛の関係を築くことが必要だ」ということ。

 

安心感や優しさは大切な一歩だけれど、それが「依存」や

 
 

「逃げ」にならないように、自分や相手も尊重し、自立した関係を育てていくことが重要だとここでは理解した。

 

 フロムが言うように、愛はただ感情で溶け合うだけではなく、お互いが自立しながら尊重し合う関係であるべきだという考えに共感した。私はその人の優しさに救われる一方で、彼の気持ちが本当はどうなのか分からず、不安で何度も占いを頼ってしまう自分もいる。

 また、愛の能動的な要素としての「配慮・責任・尊重・知」が人との関わりを深めるために必要だと知り、自分も相手を理解しようと努力しなければいけないと感じた。彼がどんな「秘密」を抱えているのか知りたくて仕方ない気持ちも、フロムの言う「人間の秘密を知りたい欲求」と重なり、切なくなった。

 そして、フロイトとフロムの性に対する考え方の違いを知り、ただの欲望ではなく、愛と結びついた性が真のつながりになるという考えに、今の自分の恋愛観とも重なる部分もあった。

単なる性欲や肉体的な快楽だけだと、一時的に孤独や寂しさを忘れられるかもしれないが、それは根本的な「つながり」にはならない。「愛」と結びついた性とは、相手への深い尊重や信頼、理解があってこそ成立するもの。つまり、心も体もお互いに開き合い、自由でありながらも強い絆で結ばれる関係。

 フロムは、性のあり方を、ただの快楽以上に、お互いの存在を認め合い、生きる力や安心感を育む『真のつながり』をもたらすと説いている。

 

 まだ

 

 

読み始めたばかりだが、これからこの本をさらに読み進めることによって、その人への気持ちや人を愛するとはどういうことなのか、もっと深く自分なりに考えていきたい。