死命 薬丸岳


癌で余命わずかな犯人を

癌で余命わずかな刑事が追う

そんなお話。

犯人の魅力が少しもの足りない気がした。

善人の部分でも悪人の部分でも、

どちらかでもっと深く感じたかった。

だけど反対に

ただただ執念深い刑事かと思わせて

後半

彼のとても暖かい心がわかり、

それが娘さん息子さん、

そして後輩に伝わったことが良かった。


人間40も過ぎれば

いろんな人の病気や死に出会う。

自分自身も自分の命に対して、

残してゆく人達の心に対して、

少しくらい考える時間を

持っても良いのかもしれない。