久しぶりの投稿である。

以前、就職活動がうまくいかなかった旨を投稿したが、もう一度振り返りたい。

大学4年といえば、就職活動である。
就職活動一色で、大学からも友人からも何かといえばそのことを煽ってくる。

皆が同じスーツを着て、髪を整える。綺麗なカバン、綺麗な革靴、かっこいい腕時計、スマートフォンを睨みながら計画的に動き回る。

メモをし、顔を見て頷き、笑顔を演出する。
まるで機械にでもなったかのようだ。

「そうしなければならない」といった周囲の圧力、強制力がはたらき、息苦しさをかなり感じた。

皆が実際に、自分に自信があるかどうかは分からないが、「できる感」を前面に押し出している。

それがとても嫌だった。
当然、自分だけが嫌だと思っている訳ではないことぐらいは分かっている。

その嫌だという思いを閉じ込めながらも頑張っているのも承知だ。

しかし、なぜかそれを考えるだけで死にたくなるほど抵抗感があった。

明らかに皆の演出に圧倒され、ひれ伏している自分がいたに違いない。

それほどまでに自分は卑屈なのか。

続く