↓このブログの続きのお話しです






山下さん(仮名)



母のママ友であり、実家の近所に住んでいるごくごく普通な主婦お母さん



自称霊感があること以外は。








ガーンガーンガーン










あと、本人のクセも強めです笑い泣き



振る舞いや言動がとにかく大雑把豪快で、ガハハっ!と大口を開けてよく笑い、お菓子づくりの腕前がプロ並みな山下さんピンクマカロンキラキラ




彼女が初めて我が家にやって来た日の話の続きです。(私と山下さんは初対面です)






山下さんからのアドバイス(?)によると、


実家のリビングが霊の通り道になっているとのことで、念のため神棚を設置した方が良いのではないか、と…滝汗滝汗






霊…


神棚…





突如として飛び交い始める胡散臭いワードの数々に、私はすっかり山下さんに不信感MAXでもやもや




詐欺師か何かなのかな?🤔と本気で疑っていました。


とんでもない人を連れて来よったな…チーンと母を少しばかり恨みました。






兎にも角にも、怪しいツボを高値で売りつけられる前に、山下さんには早々にお帰り願うことにバイバイバイバイ




私は、そんな山下さんに対して嫌悪感丸出しで、


早よ帰れ〜早よ帰れ〜と念じるように睨み続け、ずっと威嚇していましたプンプン雷



かなり露骨な態度を取っていたので、さすがにそれが伝わったのか、


「そろそろお暇しようかしらね〜おいであせる」と、山下さんはそそくさと帰り支度を始めました。

内心ガッツポーズな私グーキラキラ




母の仕事用の携帯に電話がかかって来たこともあって、私が山下さんを玄関まで見送る流れにキョロキョロ






「急にお邪魔しちゃってごめんね〜アセアセまたお菓子作ったら持って来るね!!グッウインク




と、あくまで笑顔を絶やさない社交的な山下さんに対して…






「…いえ、結構です真顔


それより、母に妙な話を吹き込むのはやめていただけませんか?色々と信じやすい人なんで真顔真顔











いや、当時の私どんだけ尖ってんだよ〜〜〜!!!笑い泣き笑い泣き笑い泣き

ジャックナイフか!!!!ナイフナイフナイフ





注意以下、生意気が過ぎる私の言動を不快に思われる方もいるかもしれません🙇‍♀️あせる

若気の至りということで温かく見守ってやってください…









「ん〜…そっかそっかアセアセそうだよね


突然こんなこと言われても戸惑うよね!驚かせちゃってごめんねショボーン汗




「母がどうなのかは知りませんが、少なくとも私はそういうの全般まったく信じていないのでパー


正直、気味が悪いなって思っちゃいますね真顔真顔











お願いお願いお願い











ジャックナイフゥ〜〜〜!!!!笑い泣き笑い泣き笑い泣きもう黙って!!いくらなんでも失礼すぎるわ!!!!





※現在の私はさすがに、もう少しオブラートに話ができる大人に成長している…はずです。ご容赦くださいお願いアセアセ










ごめんねショボーンあせると何度も謝りながら、そそくさと靴を履いて帰ろうとする山下さん…






何だろう、初めて山下さんと話した時からずっと感じているこの違和感…キョロキョロ??







そうだ、山下さんと全然目が合わないんだ






私と会話している時も、山下さんは私の顔じゃなくて肩の辺りを気にしながら話していました。





この時もそうです





私の目は見ようとせず、まるで私の肩に向かって話しかけているようなキョロキョロ








失礼な人だなと思いました。







相手の目を見て話せないということは、やっぱり何かしらやましいことがあるんだろうな…えーと、山下さんのことがますます信用ならなくなりました。







「…最後に一つだけいいかな?アセアセどうしても伝えておきたいことがあるのお母さんお願い




「…何ですか?神棚だったら要りませんけど真顔




嫌味たっぷりに返す私に、そうじゃなくてね…と山下さんは少し困ったように笑いながら、





「ずっとね、あなたの肩のところに茶色い猫ちゃんが見えてるんだけど…




その猫ちゃんが「首輪をありがとう」って伝えてほしいみたいなの。


赤い首輪をしているから、たぶんそれのことだと思うんだけど…何のことか心当たりないかなぁ〜と思って照れあせる







茶色い猫、と聞いて真っ先に思い浮かんだのは、半年前に亡くなった愛猫のモモのことでした猫





モモは元々、母猫と数匹の兄弟猫と一緒に近所の公園に住みついていた野良猫で、


母猫が車に轢かれて亡くなってしまい、子猫たちだけが公園に取り残されていたのです。





2、3日もすると、公園にはモモ一匹だけになっていました。

(他の兄弟猫の行方は分かりませんが、うち一匹は近所の方に拾われたことが後々判明します)




当時、まだ小学二年生だった私は、登下校で毎日のようにその公園の側を通っていたので、



暇さえあれば、一人ぼっちになってしまったモモの様子を見に行ったり、


こっそりパンや牛乳を与えたり、子供ながらにお世話をしているつもりになっていました。








しばらく経ったある日、その日は季節はずれの台風のせいで天候が荒れに荒れてしまい台風台風台風




もの凄い暴風雨の中、私はモモのことが心配でこっそり家を抜け出して(後々母からしこたま叱られました汗)モモのいる公園に向かいました。




植木の影に隠れるように蹲って小さく震えているモモを見つけた瞬間、この子を家に連れて帰ろうと決心したのです。






こうして、我が家の一員となったモモ猫ラブラブ





野良生活が長かったこともあってか、


とても神経質で怖がりな性格で、せっかく母が用意した首輪も嫌がって決してつけてはくれなかったのですが…




数年後、高校生になった私は、初めてもらったバイト代でモモに首輪を買いました。



フラッと立ち寄った雑貨屋さんで見つけたのですが、赤地に紺のチェック柄の首輪で、鈴の音が涼しげで可愛らしくて一目惚れ!照れラブラブ




どうせ嫌がってつけてくれないんだろうなあせるとは思ったものの、ダメ元でモモにつけてみると…



なんと!予想に反してモモがおとなしくつけてくれたのです!!!!お願いキラキラ全然嫌がる素振りもなくて!





もう嬉しくて嬉しくて、飛び上がって喜んだのを今でも鮮明に覚えていますおねがい






私にとって、モモは最初で最後の動物の家族でした。



半年前に病気でモモを亡くしてからというもの、モモとの別れが辛すぎて…



こんな思いをするくらいなら、もう二度と動物と暮らすのはやめようと思っていましたショボーン







「…母から何を聞いたのかは知りませんが、今日はもう帰ってください。では!プンプン





自分でも驚くほど、冷たい声色になってしまいました。



きっと、この人は母からモモの話を聞いて、写真か何かを見せてもらったに違いありません。




それをさも今見えているかのように話しているのだとしたら、なんて無神経で悪質なイタズラなんだろう…ムキームキー



苛立ちもありましたが、モモのことを思い出して寂しくなる気持ちの方が勝っていましたあせる




私はぐっと涙を堪えました。





私が学校から帰って来ると、モモは必ず玄関にちょこんと座って出迎えてくれました照れ




人見知りで、家族以外にはほとんど懐かなくて…





高いところが好きで、野良猫だった頃から木登りが得意だったモモ猫ドキドキ





一緒に暮らすようになってからは、木じゃなくて私の肩によく飛び乗ってきたり…








ん?




肩…??キョロキョロハッ









山下さんは、肩のところに茶色い猫が見えると言っていました。



赤い首輪のことも、仮にモモの写真を見たうえで何となく言ったのだとしても、私が買ったことまでこの短時間で母が話すとは考えにくい…




山下さんを半ば強引に見送った後、


ちょうど仕事の電話を終えた母がやって来たので確認してみると…



そもそも猫を飼っていたことを山下さんに話したことはないし(原則ペット禁止のマンションで大家さんに頼み込んで特別に了承を得て飼っていましたアセアセ)


当然、モモの写真も見せていなければ、私が首輪を買ったことも話していないとのこと。

なんなら、母はそのエピソードを忘れていました











滝汗滝汗滝汗












肩に乗る茶色い猫、


赤い首輪、


首輪の御礼を私に伝えたがっている…






これだけ事細かに言い当てることが、はたしてできるものなのでしょうか?キョロキョロアセアセ




少しだけ、もしかして山下さんって本物なんじゃ…!?と思ってしまいました。






どちらにせよ、いくら胡散臭くてデリカシーのないおばさん相手とはいえ(失礼)


お世話になっている母の友人に対してあまりに失礼な態度を取ってしまったので、


そのことについては改めてお会いしてきちんと謝らなくちゃな…ショボーンと反省しました。





…が。心配しなくても、山下さんとお会いする機会はその後すぐに巡ってくることになるのですが、そのお話はまたいつかバイバイ