新聞(ニュース)はそこで、第一に迅速に間に合わ[#「迅速に間に合わ」に傍点]ねばならず(Timeliness, Schnelligkeit)、第二に又週期的[#「週期的」に傍点]に与えられねばならない(〔Periodizita:t〕)。――報道(ニュース)の時間上の迅速は当然空間上の接近と平行する。近ければ早いし、又早くなれば近くなる(ここに例の交通関係が初めて這入って来る)。だがそれはそうとして、それよりも大切なことは、報道が迅速になればなる程、報道の報道としての有効期間が短縮される結果を招くという点でなければならぬ。報道価値は報道の迅速さと逆比例してその持続時間を短かくする。なぜかと云えばすぐ次の[#「すぐ次の」に傍点]報道が容易[#「容易」に傍点]に到着して、前の報道をカバーして了うからである。このことは処で、取りも直さず、新聞(ニュース)の週期性[#「週期性」に傍点]に関係する。報道が迅速であればある程、有効時間は短縮され、従ってそれだけ週期は細かくならねばならない筈である*。そうでなければ新聞にはならない**。
週期の 規定は、新聞紙[#「新聞紙」に傍点]の法令上の定義に於ても欠くべからざるものである。「本法ニ於テ新聞紙ト称スルハ一定ノ題号ヲ用ヰ時期ヲ定メ[#「時期ヲ定メ」に傍点]、又ハ六ヶ月以内ノ期間ニ於テ時間ヲ定メズシテ[#「又ハ六ヶ月以内ノ期間ニ於テ時間ヲ定メズシテ」に傍点]発行スル著作物及定期以外ニ本著作物ト同一題号ヲ用ヰテ臨時[#「臨時」に傍点]発行スル著作物ヲ謂フ」、云々(新聞紙法第一条)。
