2024年11月8日~11/10の3日間。
また1つ、大きくて小さな1歩を積み重ねました。















「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ 1次ラウンド」




2勝1分0敗 勝ち点7 得点5 失点3 得失点差2
グループA 第1位


 


この結果を踏まえて1次ラウンドを通過。
「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ 決勝ラウンド」へと駒を進めることができました。

 


1日目。
東海地域代表/三重県 FC ISE-SHIMA戦。 
3-2で勝利。


前半31分、34分と立て続けに失点をし、2点を追う展開から前半に1点を返し、そして後半に2点を返し逆転勝利。
苦しい試合をひっくり返し勝ち点3を手にしました。





2日目。
四国地域代表/徳島県 FC徳島戦。
1-0で勝利。


天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会1回戦、全国社会人サッカー選手権大会 準決勝と今年で2回対戦し、1勝1敗で両試合とも1点差という拮抗した成績で3回目の対戦となりました。


攻められる時間が長く耐えて耐えて耐えて…
ひたすら耐え続け一瞬の隙をついた1撃で勝利しました。

苦しい時間を耐え続けて手にした貴重な勝ち点3。




3日目。
九州地域代表/宮崎県 ヴェロスクロノス都農戦。
1-1で引き分け。


今まで幾度も対戦しずっと勝てず、今シーズンついに練習試合も含めた対戦成績の中で、初めて都農相手に勝利し、僕らのチームにとって最大のライバルチームと言っても過言ではないくらい対戦してきたチーム。
今シーズンは都農に対して負け無し。
この時僕らのチームは勝ち点6、都農は勝ち点4。


僕らの勝ち進む条件は引き分けか勝ち。
都農が勝ち進む条件は勝ちのみ。


どちらかが勝ち上がりどちらかは敗退する。


このタイミングでお互いに当たるのはもう運命としか言いようがない。


それと同時に同じ九州クラブとして決勝ラウンドで、頂上決戦で戦いたかったという思いもある。





いざ始まれば、予選ラウンド最終戦に相応しい激しさとプレー強度、観客からしたら見どころありまくり、見ている僕からしたらドキドキが90分間止まらない、いろんな人の想いが入り交じったゲームでした。


幸先よく先制したものの簡単にはいかず、さらに追加点を狙っていた所で後半に失点。
試合が振り出しに戻り残りの1点が明暗を大きく分ける展開が続きました。


最後の1分、1秒までお互いが全力でプレーし、勝利に向かってひたむきに身体を張り続け、貪欲に走り、声を張り上げ、痛みにも耐えながら闘っていました。





結果として1-1で逃げ切り、試合が終了しました。













試合を終えた僕らのチームの選手と、相手のチームの選手達。


すれ違う度に笑顔と悲しい顔が交互に通り過ぎていく。


その度に思う。




「勝たなくちゃ」と。








大袈裟で勝手かもしれないけど、僕としては負けたチームの人達の想いも背負って次を闘わなきゃいけないと思う。





負けたチームの人達にも色んな想いがあって、この試合を最後に引退したり、サッカーという競技から離れる人だっているかもしれない。


僕らのチームだけが特別な想いを持って闘ってるわけじゃない。


何年もかけて辿り着いたこの舞台だけど、それは僕らだけじゃない。


僕達だけが主役なわけじゃない。



そんな言葉では言い表せないくらいの想いを持った人たちを打ち負かして破っていく。


ある意味その人達の希望や嬉しさや喜びを奪って、打ち砕いて、人生を変えるかもしれない結果にしてしまうかもしれない。



だからその人達の分も背負って闘わなきゃと思うし、少なくとも不甲斐ない闘いはしてはいけないと思う。



「勝つ」ということは負けた人達の、自分達が破って行った人達の想いも背負うってことだと思った。



中途半端じゃいけない。
負かしていった人たちに失礼。












あと約1週間後。
今シーズンの本当の集大成の3試合が始まります。
どんな結果であれこの3試合が今のチーム、メンバーで闘える最後の試合。


もちろん、3試合後には笑って終われるように、そして過去に対戦してきたチームの人達、負かしていった人達の想いも背負って、1週間後迎えられるように。



最高の試合ができるように、最大限の準備をする。

















「表裏一体」





次の決勝リーグの「表」舞台に立つ僕らの「裏」には負けていった人達の想いがある。
その想いも自分達と「一体」となって勝ちに行こう。