ちょっと遅くなりましたが
せっかくなので
記録として残しておきます。
そして、ネタバレ回避したい方は
この記事をお読み頂かないことを
オススメします。笑
(頑張ってみたけど
ネタバレ回避無理だったので←)
『世界が注目する劇作家
サイモン・スティーヴンス』
も
『英国で活躍中の演出家
ショーン・ホームズ』
も
なんなら元となっている
『ファウスト伝説』
も
全く、何も、知らない。分からない。
ただ、森田剛だから。
吉岡里帆だから。
せっかく松本に来てくれるから。
世界初演の作品だから。
ただ、ちょっと気になったから。
それだけで
一般でチケ取って行ってきました。
剛くんの舞台、FORTUNE。
感想としては
なんかすごく悲しかったです。
フォーチュンはきっと純粋に
マギーのことが好きで。
でもマギーには旦那さんがいて。
しかもめちゃくちゃ相思相愛ラブラブで。
諦めようとしても諦められないときに
半信半疑で悪魔と契約しちゃって。
"欲しいもの全て手に入る"
"さあ、何が欲しい?"
そう言われたときに
マギーが欲しいって言っちゃったから
結果、マギーの旦那さんは
仕事中に亡くなってしまう訳で。
自分が願ったことの大きさに
後になってやっと気付いて
でももう遅くて
悪魔と契約したことの後悔とか恐怖とか。
フォーチュンを、剛くんを、
ずっと目で追ってて
したらその感情が
自分の中にすごい流れてきて
悲しかった。
契約してしまったから
どこにいても、もう、
悪魔からは逃れられなくて。
最終的に逃げたくて刑務所に入ろうと
警察官に頼んだけど断られ
(そりゃそうだよね苦笑)
その警察官を射殺して
刑務所に入るフォーチュン。
刑務所の中のフォーチュンと
外にいる母キャサリンとの会話とか。
旦那さんを亡くしたマギーの叫びとか。
悪魔であるルーシーと
フォーチュンとのやりとりとか。
なんか結構…涙出たなぁ。
ルーシーがフォーチュンに契約を迫る。
「ごめんフォーちゃん何も聞かないで」って
きっとあまり詳しく教えられない中で迫る。
だからフォーチュンは
半信半疑だったのかもしれない。
いや、フォーチュンの性格も
あるんだろうけど。
そして契約を交わす場面でも
フォーチュンの最期のときも
「ごめんね」って言うルーシーの心情も
考え出したらキリがないし
そこもなぜだか悲しくなる。
ルーシー役の田畑智子ちゃんが
パンフのインタビューの中で
『ルーシー自身も痛みや絶望や孤独を
経験してきて、フォーチュンがどうなるかも
分かってるし、魂を奪うことへの躊躇は
ずっとあるんでしょうね。』
って言ってて
これ読んでてもなんか辛くなってしまった。
フォーチュンの感情。
マギーの感情。
ルーシーの感情。
どの目線に立っても
どれを掘り下げても
悲しい。
だから感想としては
なんだか悲しかった。が
一番最初に出てきたし
時間を置いてあれこれ思い出したり
考えてみても
やっぱり悲しかった。
あ。
でもだからって
後味が悪いって訳ではないよ?苦笑
あと。
剛くんのフォーチュンすごかった。
て言うより
森田剛、やばかった。
のが正しいかな。苦笑
言ってみればV6も中々に世代な訳で
なんなら月下の棋士で
森田剛落ちした過去すらある訳で。笑
でも、深く深く追いかける訳ではなく
KinKiさんが絶対。
KinKiさんがいればいい。
KinKiさん一筋の図書委員。
で、ずっといたから
今回初めてお目にかかる訳で。
初めて見る森田剛は、その生のお芝居は
すごかった。やばかった。
そして今は嵐さんとの掛け持ちだからこそ
ふと思ったのが
これ、にのちゃんが演じたら
また一味違った
やばいフォーチュンが
観れたんだろうなぁ。
ちょっと観たかったなぁ。
ってとこだったりもします。苦笑
(そいや東京公演であった
にのちゃん目撃情報は本当のやつ?)
フォーチュンに関しては
潤くんよりにのちゃんで観たいな。
てゆか、似合うな。
個人的に元々、田畑智子ちゃん好きだから
ルーシーめちゃくちゃ可愛くて癒されたし。
カテコではけるときの吉岡里帆ちゃんは
安定のあざと可愛かったです。
剛くんのお手振りも頂けたし♡ ←
テレビのCMで見たのは年明けで
でもぶっちゃけ
舞台って値段が値段だから
ましてや自担の舞台じゃないし(苦笑)
ちょっと迷って
でもせっかくだからと
1月末に一般でチケ取って
観に行って
うん。よかったです。
ではでは。
長々とお付き合い下さり
ありがとうございました。
そして
剛くんを始めとするキャストの皆様
この舞台に携わる全てのスタッフ様
素敵な作品を、時間を
ありがとうございました。
残りの大阪公演と北九州公演も
無事に幕が開くことを、舞台の成功を
微力ながら願っております。
*かお。