*妄想お話です。一応BLとなりますので
苦手な方はご注意ください。
[ 僕が包んだ指先。*3 ]
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「「いただきまーすっ」」
俺がリクエストしたハンバーグ
ご飯も炊いてくれて、それに
野菜がたっぷり入ったスープまで作ってくれて
「…ん。美味しい!」
「ほんとー?よかったぁ。」
「…相葉さんってさ、
いい奥さんになりそうだよね。」
「えー?俺が奥さんなのぉ?笑 」
「…うん。料理出来るし、可愛いし、
いつも笑顔で癒されるし、
なんか、素敵な奥さんじゃん」
「くふふふ。笑
やめてよぉ。ニノにそんな褒められると
なんかくすぐったいよぉ。」
それまではいつもと同じように話してたけど
俺がちょっと真面目なトーンで
「だって。本心だし。」
って言うと、あなたは一瞬、戸惑いを見せた
気がしたけど、いつもの笑顔で
「ありがとう。」
って言って、スープを口にした。
その後は
たわいもない会話をしながら食事を続け
食べ終わったら、一緒に片付けて
リビングのソファーで一息つく。
どう、話を持ちかけようか、仕掛けようか、
考えてたら、隣に座るあなたが、不意に
俺に寄りかかってきた。
「…ニノ。」
「ん? 」
「あのさ、、」
「うん。」
「…ごめん。何でもないや。」
…いや。何でも、なくはないでしょうよ。それ
しばらく沈黙が続いてしまい、
俺は意を決して話し掛けた。
「…ねぇ、まぁくん。あのさ… 」
--- To be continued ---