こんにちは。
今回も動物愛護についてつぶやきたいと思います。
秋田県動物愛護センター と NPO法人いぬ・猫ネットワーク秋田 の両者が
猫を飼う際に強く訴えていることがあります。
①捨てない
②外に出さない
③増やさない
①捨てない は当然、猫を家族として迎え入れる以上、最期まで責任もってお世話をしなければなりません。
ほとんどの方が認知されていると思いますが、捨ててしまう人が後を絶ちません。
それは
お世話をする環境(転勤や長期不在なども含め)、経済状況などを把握し、本当に飼い続けられるか、を精査していないことです。その多くはペットショップ等でお金を出して簡単に手に入れてしまうことが原因ではないでしょうか。
動物保護団体からの引き取りは、本当にこの方に大切な命を預けても良いか、という視点でさまざまな精査がなされます。
その精査から逃れ、飼ってはみたものの諦めて飼育放棄してしまう、ということではないでしょうか。
ペットショップから迎え入れること自体に反対しているわけではありませんが、子供の誕生日や●●記念日などにプレゼントと称して猫を飼う(買う)ことは慎重に先々のことを踏まえて適正なご判断をお願いしたいです。
また、高齢の一人暮らしの方も要注意です。病気で入院などとなった場合に残された猫の受け皿が必要です。
②外に出さない は、外にいる猫は危険が多いです。
交通事故、病気、悪い人間によるいじめなどで命を落とすこともあります。
なお、飼い猫は10年以上生きられるのに、外猫が5年も生きられない場合が多いです。
猫を放し飼いすることで近隣トラブルも後を絶ちません。
田畑の多い秋田県も農作物の糞尿被害に悩まされているのも事実です。
中には被害を受けた方から「捕まえて処分してほしい」という声も聞かれることもあります。
猫を不幸にしないために、室内で飼うことを強く勧めます。
③増やさない は猫は繁殖力が異常なほど高く、1匹から僅か2~3年で100匹ほどに増えてしまうこともあります。
そうなることを飼い主は想定せず、その数の多さにお世話が行き届かなくなり、ますます猫が増えてしまう、という悪循環になります。
増えすぎた結果、お世話が行き届かない猫が病弱で亡くなり、猫同士のケンカなどでも亡くなることもあり、なにより近親交配が繰り返されると奇形や障がいで生まれてくる猫の確立が高くなってしまいます。
これが”多頭飼育崩壊”という状態です。
飼い主も自らの生活を犠牲にすることで飼い主、猫共に不幸になってしまいます。
頭数が少ないうちに避妊・去勢手術をしておくべきです。
また頭数が増えて避妊・去勢手術が追い付かなくなった段階で、速やかに外部の知り合い、もしくはボランティア団体、公的機関などに相談することをお勧めします。
最悪、手に負えない場合は殺処分されてしまう可能性もあります。とても可哀そうなことですが、さらに増えてしまうと殺処分の対象がもっと広がってしまいます。
今は、ボランティアや各都道府県の動物愛護センターが殺処分とならないように取り組みをしています。秋田県動物愛護センターでも、いぬ・ねこネットワーク秋田でも行き場のない猫たちのアフターケアに尽力されています。
秋田県北秋田市のある小学校ではくまくま園の餌やり体験を通じた動物愛護教育もされていました。市内の学校にも普及していけることを願っています。
小学校の動物愛護教育【秋田県北秋田市】 | A・KITA・林環職命(秋田県北秋田市) (ameblo.jp)
秋田県動物愛護センター”ワンニャピア”のパンフレット
NPO法人いぬ・ねこネットワーク秋田のパンフレット
なお、3つの約束は上記2機関と共有していますが、本文については筆者の独自的な表現もされていますので、ご了承ください。
最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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