2024年6月5日(水)〜7日(金)

第2回定例会が開催されました。

一般質問しました。

①ヒグマによる被害が増えて来ている中、命がけで駆除いあたるハンターの負担の

 増加に対する町の考え方を伺いました。

 ⚫︎個体解体処理の技術継承、人材育成、駆除だけが目的で、解体処理は負担に感じるなど、
  新たな担い手となる人材の多様化が考えられる。
 ⚫︎減容化処理施設(※1)、解体・製品加工し、料理店で使用、解体加工し、ペットフードを作る施設建設など、資源の有効活用を
  考えた施設が増えて来ている。
 ⚫︎自分は大丈夫という考えは危険。町民の意識を変えるため、町民の学びの場が必要。

 (※1):個体を微生物で水と炭素に分解するもの

 <答弁>
 
 ハンターの負担軽減策としては、令和元年度、「大型獣解体処理施設」を設置。また、令和4年度には、法消費増額改定。
 報償費は,ヒグマ1頭 50,000円、シカ1頭 13,000円、出動した場合は1日につき16,000円(1時間あたり2,000円)
 人材育成に関しては,新人猟銃者講習会、エゾシカ等の一斉駆除、射撃大会開催、また、経験の浅いハンターにベテランハンターから
 衛生的な解体方法を学ぶ機会も設けている。町民の学びの場としては、ヒグマップ活用、熊石地区ではハンター✖️ハンター展開催
 八雲地域では木育事業でハンターとの交流をしている。
 今後、ハンターに意見を聞きながら効率的な解体処理について継続して検討し、新たな取り組みについても可能か確認する。

 ②防災士育成(※2)に補助を

 避難所での運営をしていく人材をどうするか、町民の防災意識向上、男女共同参画、正しい情報伝達、物資供給など、各関係機関と
 連携するとはいえ、職員だけでは賄いきれない多くのことを町民含め、全体で把握することが必要。
 共助・自助活動ができる人材として防災士の資格取得の補助制度をし、防災への人づくりを進める考えはあるか伺いました。

  (※2)防災士とは、自助・共助・協働を原則として、社会の様々な場で防災力を高める活動ができるための十分な意識と一定の
      知識・技術を習得したもの

 <答弁>
 
 災害に強い八雲町を目指すには、第1に町民1人1人が、自分の身は自分で守る意識や、防災についての知識向上、災害発生時には
 迅速かつ最善の行動ができるようになることが重要。
 町内会における防災リーダーのような防災人材を育成することが必要と考えていることから、防災士の資格取得の補助制度についても
 前向きに検討したい。
 まら、町内会の協力をいただきながら整備していく。

 【考察】

 山菜取りに行かれる方や登山する方等に、以前とは変わってきあヒグマのこと、ハンターは命がけであることを広く知ってもらいたい。
 防災に関しては、役場職員だけではなく、町民自ら行動できる人材育成は必要。意識向上を急いでいきたいが、伝えきれなかたことを
 反省、改善して自分自身、町長への質問の質を上げていくよう努力します。


 町長より農作物の生育状況と漁獲状況の報告を受けました

 農作物の生育状況(5月〜6月1日現在)
 八雲地域  水稲 平年並み
       馬鈴薯 生育はやや早い
       牧草 高めの気湿、適度な降雨により、草丈は平年より長く推移
       デントコーン 適度な降雨により出芽は平年並み

 熊石地域  水稲 平年並み
       馬鈴薯 平年よりやや早い
       大豆 平年並み

 漁獲状況  

 八雲地域  にしん、いわし、ヒラメは前年度と比較して数量、生産額が増。
       えびは年々減少。

 熊石地域  にしん、ヒラメ、さけの数量は減少。カレイは増加。えびは前年度同等くらい。

 海の状況は厳しいところ。そんな中熊石地域ではサーモン養殖の本格操業が今年度から始まりました。
 しかし、種苗施設は未だ町所有のままですので、この先の動向を注視していかなければなりません。

 ご不明点、ご意見等ありましたら連絡をいただけたらと思います。

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