「オリンピックは平和の祭典」や「スポーツの祭典」と言われるが、実際には開催地の「建築の祭典・建設の祭典」になってないだろうか?また国威発揚のための「政治の祭典」になってないだろうか?純粋にスポーツを楽しむのなら、ワールド・カップや世界陸上のような代替物は他にいくらでもあるのではないだろうか?

 また、オリンピックが平和の祭典であるなら、なぜボイコットする国が現れるのか。オリンピックが仮にも平和の祭典であるならば、それをボイコットするのは「平和をボイコットする」ことに他ならないのではないか。

 このようにオリンピックは、政治的に利用され、経済的に利用され、金儲けに利用され、もはや第1回アテネの精神を継承しているとは言い難いものがある。それならいっそ、やめてしまえば良いのではないかと私は思う。

 ただひとつ気がかりなのは、パラリンピックの存在である。これはあくまで私の主観であるが、障害者スポーツの世界における「パラリンピック」の比重は、認知度的にもかなり大きい物があると思う。だから、パラリンピックだけは残しつつ、オリンピックは廃止にするというのがベストな選択なのではないかと私は考える。