東電不正ID中央制御室侵入問題
侵入の経過が明らかに
2月7日付のブログで、不正侵入事件が発覚する発端となったと思われるインターネットの投稿を取り上げましたが、
https://bakusai.com/thr_res/acode=4/ctgid=104/bid=1988/tid=9094999/
2月9日各紙にその詳細が報道されました。
経 過
昨年 9月20日 自分のIDカードを紛失(または家に置き忘れた?)職員が
中央制御室に入るため、他人のIDカードをロッカーから持ち出した。
<他人のロッカーから持ち出したら、これって窃盗じゃない?>
そこから中央制御室に入るまで何か所かチェックがあるようだが、警備員は写真と本人の顔の違いに気づいたが、言い訳をして通過できた。
<何のための警備でしょう?>
しかし、掌紋(?)認証でエラーが出て、入れなかったため、警備員がIDカードの掌紋を書き換え(再登録)して、通過。
その後も何か所かの警備員が疑問を持ったが、カードの名を名乗って通過したとの事。
<あきれてものが言えない>
勤務終了後、職員はIDカードを元のロッカーに戻して帰宅
翌日IDカードの本来の持ち主が入室しようとしたところ、エラーが出て、事件が発覚した。
そのまま、今年まで隠蔽されることになりました。
他人のIDカードを盗んで入室するという職員にも驚きますが、
ID情報をその場で書き換えて下さる警備員、警備体制にもビックリです。
新聞報道によれば、規制庁は「職務を遂行しようという思いが強かったのでは」と説明しているという事です。
何というコメントでしょう。職員は仕事をしたかっただけだから許してねと言いたいのかな?
東電も、規制庁もひどすぎる
住民の皆さん、この企業に原子力発電所を管理させていていいのか、もう一度よーーく、考えようではありませんか。