当然ですが、
東京電力説明会は再稼働へ向けた形だけのものでした
1月25日(月)18:00~ 柏崎文化会館アルフォーレ大ホール
東京電力ホールディングス株式会社
地域の皆さまへの説明会に参加しました。
ちょうど他人のIDを使用して中央制御室に侵入した事件が発覚しました。
東京電力の言っていること
配布資料に、
…安全を確保、安全対策工事、安全性に問題ない、安全性向上、安全最優先、安全性を確認・・・。おわりににおいては、「福島第一原子力発電所事故を決して忘れることなく、昨日より今日、今日より明日の安全レベルを高め、比類なき安全を創造し続ける原子力事業者になる」との決意のもと、原子力発電所の安全性向上に取り組みます。とあります。
資料内、情報公開①には
■発電所のトラブル・事故時の情報について、自治体との安全協定に基づく連絡をはじめ、発電所の現場状況を自治体が定期的に確認
■マスコミへも、安全運転に影響しない比較的な軽度なトラブルを含め様々な情報を公開
■自治体・マスコミ等に迅速・正確な情報伝達を行うため繰り返し訓練を実施
とあります。
東京電力のやっていること
一方、
柏崎刈羽原子力発電所で昨年9月、東京電力の社員が他人のIDカードで中央制御室に入ったことが新聞報道で明らかにされました。住民も市も県も知らなかったこの重大な事件を、東京電力は、1月23日に読売新聞で報道されるまで一切事実を公表していませんでした。
もう一度上の3つの■を見てほしい。この言葉はブラックジョークですか?
何十年も変わらない東京電力の姿勢です
昔からこれが東京電力のスタイルですが、改めて言ってることと、やってること、全然違うと思うのは私だけでしょうか?
軽度なトラブルを含め様々な情報を公開し、日々、迅速・正確な情報伝達を行うための訓練を、意識の向上を積み重ねている、のではないのですか。
常務執行役 新潟本社代表 橘田氏に問う。あなたが、開会のご挨拶で言った安全に対する責任を果たす、とはどういうことですか?檀の上から、頭を下げることではないでしょう。
繰り返し流される柏崎刈羽原子力発電所のCMを見せられて、柏崎刈羽原子力発電所は安全とは、私は思いません。
ましてや、東京電力を信頼などできません。
私たちの生活も命も未来も、東京電力に委ねることなどできません。
柏崎刈羽原子力発電所を再稼働してはならない。この思いをより強くした東京電力の説明会でした。


