介護の費用負担増が次々と | 子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

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21年から介護保険料基準額が9000円も値上げされました

 

所得段階の第1~13段階すべての所得段階で3,500円から36,000円の値上げ

 

介護保険がスタートした2000年の保険料基準額が32,000円ですから、これまでに2倍以上も値上げされてきました

 

値上げに賛成した議員の討論では、

「安定的保険料収入が見込まれる」

「計画書に、介護サービスの見込みを積み上げて保険料積算根拠を初めて示した。保険料を下げるなら、どこを削るか議論のベースができたことを評価する」と

(ちなみに、保険料積算の数字が計画書に載ったのは今回初めてではなく、3年前の計画書にも同様のものがすでに載っています)
 

来年度からの保険料を見直し作業が行われていますが、「値上げの可能性が高い」との答弁が返ってきました

 

今でも保険料を払えない人が561人

 

利用者負担は、1割負担から2割負担、3割負担へ

 

議員になって1期目の時に、利用料の定率1割負担は、収入の少ない年金生活者に重い負担となると、議会で何度も取り上げ、低所得者への利用料補助を求めてきました

 

朝霞市の利用者負担軽減対策費は、収入の少ない高齢者が、当時、定率1割負担の重い利用料負担により、施設入所をあきらめることの無いように、また在宅サービスを安心して利用できるようにと、始められた支援制度です

国が低所得者の利用料負担補助を削減するなか、朝霞市でも22年度から利用料負担軽減対策費補助金の削減が行われました

1500人以上の方が負担増に
特養の多床室に入所している方の場合、2,670円~5,625円の負担増となります

国による負担増と重なって、さらなる高齢者のみなさんを苦しめるものです

ほんとうに困っている方たちを置き去りにする改悪です

 

どこまでも、自分でがんばれというのでしょうか
 

コロナ禍で、市民のくらしが厳しい時だからこそ、国や市の役割が求められます