朝光苑の改修工事にあたって | 子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

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特別養護老人ホーム調査支援委託料が予算計上されました

朝光苑の長寿命化対策を検討するために行う施設調査支援委託の予算で、 躯体の鉄筋コンクリートや屋上等の防水層のほか、保護材の劣化等を診断するためにコンクリート中性化試験、配管調査および外壁面タイル調査等を実施する予定です

朝光苑は老朽化のため毎年施設改修予算が要求されても、なかなか予算化されませんでしたが、やっと予算計上されました

高齢者のみなさんが暮らしている施設です
必要な改修をおこないながら、入居者のみなさんが安心して過ごせるように配慮も必要です

委員会質疑の答弁のなかで、工事の内容や意義、すすめ方や「そもそも朝光苑という施設の必要性についても、幅広く検討する」という説明があったので、内容を確認する意味で一般質問でも確認しました

なぜそこがひっかかったかというと、公立の浜崎保育園が移転しなければならなくなったときに、たんに移転建て替えではなく、民間委託するか公設で続けるか、保育園のあり方を考える検討委員会が突然作られたのです

保護者のみなさんの不安はどれほどだったでしょうか

私も議会で取り上げましたが、当時、浜崎保育園の保護者のみなさんががんばって意見をあげ、浜崎保育園は移転後も公設公営で運営するという結論となりました

過去にそういう経過もあったので、今回また施設の大規模改修にあたって、施設の必要性も含めて検討するという答弁を聞き流すことはできませんでした

たくさんの方が入居され、入居者からもご家族からも喜ばれ、公設ならではの存在意義もあります

市は、「現段階においては、民営化や廃止等に関する検討は全くしていない。まずは長寿命化改修にむけた調査結果をふまえて、改修について検討していきたい」との答弁でした

なぜ突然取り上げたのかとのご指摘もありましたが、利用者のみなさんが不安にならないためにも、必要なことは確認していくことが議員の仕事だと思っています
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