女性地方議員57% ハラスメント被害 | 子どもたちもお年よりも笑顔あふれる街へ

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女性地方議員57% ハラスメント被害

内閣府調査

2021年4月8日【社会】

 議員活動や選挙活動中に、有権者や支援者、議員などからハラスメント(嫌がらせ)を受けたと回答した女性議員は57・6%にのぼる―。内閣府男女共同参画局が7日公表した「女性の政治参画への障壁等に関する調査研究報告書」で明らかになりました。

 アンケート調査は、昨年12月25日から今年1月31日に実施。抽出した1144地方議会の議員1万100人を対象に紙媒体の調査票またはウェブで行い、合計5513人(男性3243人、女性2164人、性別無回答106人)が回答。うちハラスメント行為について回答したのは2334人(男性1053人、女性1247人、性別無回答34人)です。女性の57・6%、男性の32・5%がハラスメント行為を受けたと答えました。

 地方議員が受けたハラスメント行為の内容について性別で大きな違いがあります。「性的、もしくは暴力的な言葉(ヤジを含む)による嫌がらせ」は女性26・8%、男性8・1%。「性別に基づく侮蔑的な態度や発言」は女性23・9%、男性0・7%。「身体的暴力やハラスメント(殴る、触る、抱きつくなど)」は女性16・6%、男性1・6%です。男性議員が受けたハラスメントで最も多かったのは、「SNS、メールなどによる中傷、嫌がらせ」で15・7%ですが、同様のハラスメントは女性議員の22・9%が受けています。

 地方議員のほか、立候補を検討したが断念した人へのアンケート調査も実施しています。