低所得世帯 子ども１人あたり５万円支給へ
政府は16日、関係閣僚会議を開き、新型コロナウイルスの影響で困窮する人への緊急支援策を決定しました。緊急事態宣言による雇用環境の悪化を受け、低所得世帯の子育て世帯にひとり親世帯だけでなくふたり親世帯も含めて、子ども１人あたり５万円の特別給付金を支給することが柱。子ども食堂などを運営するＮＰＯへの交付金の拡充や生活資金貸し付けの延長なども盛り込みました。
困窮する低所得の子育て世帯に、ひとり親世帯だけでなくふたり親世帯も含めて「新年度を迎える４月までに給付を」と求めてきた当事者・支援団体の声に押された格好です。日本共産党や立憲民主党などの野党も１月、給付金支給を盛り込んだ３度目の支援法案を共同提出していました。