強迫性障害で、洗いすぎてしまうのをやめるには、自分で「大丈夫だ」と思える回数を決めておいて、それより多くやらないようにするといいです。
嫌な記憶がついていたり、「汚い」と思うものと関わったとき、必要以上に洗いすぎてしまうことがあります。
「これだけ洗えば、それ以上、洗う必要はないと思う」
客観的に考えて、自分が「妥当だ」と思ったり、安心できる回数を、決めておきます。
例えば、食器洗いです。
「5回こすれば、きれいになる」
そう思ったとします。
洗っているときに、嫌な記憶を思い出しました。
「嫌だ」
「思い出したくない」
嫌な感情を洗い流したくて、10回以上こすっています。
「これは、5回でいいんだ」
「これは、洗いすぎだ」
「こんなに洗う必要は、ないんだ」
自分で気づいて、やめるようにします。
洗いすぎると、洗っているものが痛んだり、傷ついたりします。
水道代も、もったいないです。
時間も、かかります。
洗う行為は、一定数を超えると、きれいさは変わらず、デメリットが増えていきます。
洗いすぎてしまうのをやめるには、客観的に考えて、「大丈夫だ」と思える回数を、あらかじめ決めておきます。
自分で決めた回数より、やらないようにすることを、頑張ってみるといいです。