今日は、いよいよ私の面接日でした。
美咲を保育園へ送り、そのまま大使館へ。
予約は10:15からで、
9:45に大使館に着きました。
パパから、「入るまでに30分位並んだ」と聞いていたので、覚悟はしていましたが、
本当に並びました・・・
日傘持って行って良かったー。
これ以上シミを増やすわけにはいかない(>_<)
待っている間、外車が何台か入ってきたのですが、
入場するためのチェックが超厳しかった・・・。
探知機のようなもので、車の隅々を調べ、
ドアノブの裏とか、あらゆる窪みに手を入れ、何もないか確認していました。
タイヤも一つ一つ調べてた。
最後にバンパーを開けて、チェック終了!
ゲートが開き、車はようやく中へ入っていきました。
警官がいっぱいいたし、なんか、独特の雰囲気でした。
近くに警官が来るたびに、「私?なんかまずいことしちゃった?」と不安になりました(笑)
列が進むと、途中に、荷物を出すための机が置いてありました。
そこで電子機器をカゴへ移すのです。
私は携帯とiPodを入れました。(電源を切って)
看板には、「硬貨や金属類も出すように」と書かれていましたが、
お財布やカギ、アクセサリーは出さなくていい、と言われました。
その後、入口に入る直前に、書類をチェックする係員がいて、
順番にチェックされました。
飲食物は持ち込み禁止なので、
持ってきた人は、この場に置いていくことになります。
(終わったら持って帰れるのかなあ?没収されるのかな?それは謎です。)
チェックが終わると、ようやく中に入れて、手荷物検査が行われました。
空港と同じで、鞄の中を機械でチェックされ、
自分はゲートを通りました。
カゴに入れたもの(電子機器)はここで預かってもらうため、番号札を渡されました。
ちなみに、香水がカバンに入っていた人は、呼びとめられていました。
問題がなければ、いよいよ申請会場(?)へ。
会場の入り口で、再度、書類のチェックを受け、番号札を渡されます。
そしてもう一度、鞄の中をチェックされ、
自分はゲートを通ります。
OKが出たら、会場の中へ。
入ってみると、人がいっぱいいて、ちょっと圧倒されました。
病院の待合室のようなかんじで、椅子がいっぱい並んでいました。
窓口が7個くらいあって、銀行のような感じもしました。
まずは、書類を提出するため、1番窓口へ。
日本人の女性が対応してくれました。
「番号が出るまでお待ちください」と言われたので、
空いている席を探し、座る。
電光掲示板に自分の番号が表示されるのを待ちました。
会場は混んでいましたが、
座れない程ではなかったです。
そして、そんなに待たずに自分の番が来ました。
(せっかく本を持って行ったのに、読まず仕舞いでした。)
まずは指紋の採取。
窓口へ行くと、アメリカ人のお兄さんが座っていました。
どきどきしながら、「ハロー」と挨拶してみると、
「コンニチワ」と返されました(笑)
その後も日本語で、「シモントリマス」と言われ、
左手(4本指)→右手(4本指)→親指(左右いっしょに) の順に取りました。
板のようなものの上に指を置くのですが、
なかなか認識されなくて、
「モットツヨク、オネガイシマス」と何度も言われました。
無事に取り終わると、再び席で待つように言われました。
次はいよいよ面接です。
こちらも待ち時間はそれほど長くなく、
5~10分位で自分の番号が表示されました。
指定された窓口へ行くと、
同時に番号が表示された人達が並んでいました。
時折聞こえてくる言葉に耳を傾けてみると、
英語で返事をしているようだったので、
いよいよ緊張してきました・・・
そして私の番。
面接官は、ちょっと素敵な男性でした。
「キジマ、サトミサン、デスネ?」と聞かれ、
「イエス」と答えましたが、
あとから、「あ、今の質問日本語だった?!」と気付きました。
緊張のあまり、相手が何語をしゃべっているのかも判断できなくなった(笑)
そのあと、「ドコイクンデスカ?」と聞かれたので、
「ボストン」と答えました。
「フフ(微笑)・・イイトコデス」と言われ、超嬉しくなりました。
どうやらボストンて、間違いなくいい所らしい(笑)
次に、「ミサキチャンハ、ドコデスカ?」と聞かれ、
「保育園です」と答えました。
「ミサキチャンハ、アメリカイクコト、ワカッテマスカ?」と聞かれたので、
「ノー。でも、飛行機乗るのは楽しみみたい、デス」と、答えました。
相手があんまりにも、ガンガン日本語で質問してくるので、かなり戸惑いました。
え、日本語で答えていいの??
この方はどこまで日本語を理解できるの?と、色々考えながら答えたので、
こっちまでカタコトの日本語になりました。
「ダンナサン、オシゴト、ナニシテマスカ?」と聞かれ、
「治験」と答えたら、案の定「?」という顔をされ、「モイチド」と言われたので、
「ファーマシューティカルカンパニー」と、仕事内容ではなく、会社のことを答えてしまいました。
だって、治験なんて単語、知らない・・
あとで調べてみたら、clinical trialっていうんだそうです。
そして、早口で、
申請が下りたこと、VISAの作成に1週間くらいかかることを説明され、
「Have a nice day!」と爽やかに言われました。
私も繰り返して言ったけど、舌がうまく回らなかった(笑)
どんだけ緊張してたんだー(>_<)
よく、「渡航の目的を聞かれる」っていうけど、
私は聞かれませんでした。
パパが既に行ってるから、「同行」以外にないだろう、ってことなのかもね・・・
会場を出て、預けていた電子機器を受け取って、大使館を後にしました。
入口を出てみると、先程までの長蛇の列が嘘のように、誰も並んでいませんでした。
午前の受付は終了したってこと?
大使館にお昼休みなんてあるのかな。
時計を見ると、11:50。
約2時間かかりました。
意外と早く終わったなあ・・という印象です。
午前中のうちに終わるとは思っていなかったので。
ああー。私、ほんとにアメリカ行くんだー。
ちょっとだけ、覚悟決まった気がします。