10日程前、おっぱいマッサージをしていたら、


右胸の下(肋骨と胸の境目あたり)に大きなしこりがあることに気付きました。
(1.5cmくらい?)

毎日マッサージしていたので、
本当に、「今日突然できた!」という印象でした。

数日後の妊婦健診で先生に話し、
触診をしてもらったところ、
「骨にくっついていないし、おそらく大丈夫だと思う」と。

でも「このまま様子見る方法もあるけど、念のためエコーで見てみますか?」 と言われたので、
「はい」と答えました。

提携しているベスイスラエル病院を紹介してもらい、
早速Breast u/sの予約を入れました。

検査の予約は、レストランの予約と違って、
色々聞かれるし、説明されるので、本当に一苦労です。

Medical number(診察券番号のようなもの)とか、
加入している保険のこととか、
当日どこへ行けばいいのか、とか・・・

しかもMedical numberなんて知らなくて、
「持っていない」と答えたら、色々と質問されて、説明されて、
しまいにはFax番号を伝えられて、
わけも分からず、とりあえずメモ取って(笑)、
電話を切りました。

紹介してくれた産婦人科に電話して、助けを求めたところ、
「あ、Medical number伝えてなかったですね!」と言われ、
番号を教えてもらいました。(よかったー)

再び病院に電話して、ようやくアポが取れました。


検査当日は、美咲を学校へ送ったあと、病院へ向かいました。

どんな結果が出るのかも怖かったし、
言葉の通じないアメリカの病院、ていうのも怖かったです。


Ultrasoundのフロアへ行き、
受付で名前を告げると、
誕生日、住所などを聞かれ、予約の確認が取れたところで、
アンケート用紙を渡され、奥の部屋で着替えるよう言われました。

アンケート用紙を見ていたところで、
アメリカ人の女性から笑顔で声をかけられました。

知り合いじゃないけど、どう見ても私に向かって話しかけてくれていたので、
とりあえず挨拶をしたら、
上手な日本語で、「通訳です。」と言われました・・・!

通訳さん、頼んだ覚えなかったので、びっくり・・・
きっと予約の電話で「必要か?」と聞かれていたんだろうな。(笑)
全然聞き取れていなかった・・・

でも、よかったー(>_<)本当に有難かった・・・

私に代わってアンケートも記入してくださりました。

その後、名前を呼ばれ、部屋へ通されました。

まずはエコー専門の人にエコーで診てもらい、
「恐らく妊娠中だから、母乳が溜まっているんだろう。」と言われました。

その後、ドクターが来て、
同じようにエコーで確認したあと、「癌ではないと思う」と言われました。

でも、「念のために針でしこりの中の細胞を取って検査してみようか?」と聞かれたので、
「お願いします。」と答えました。
モヤモヤしているの嫌だし。

内心すごくこわかったけど、
"It doesn't hurt."と言ってくれたので、少し安心できました。

その後、別に部屋に移動して、
今度は別の方がもう一度エコーで確認してくれました。

皆さん、本当に親切。
お腹が大きいからと、ベッドの背もたれの位置を調節してくれたり、
赤ちゃんのことなど質問してくれて、気分を紛らわせてくれたり、
ジュースを持ってきてくれたり・・・
いろいろ気遣ってくれました。
でも、私の緊張はマックス(>_<)
ここまで来て、トイレに行きたくなってしまいました。(我慢できたけれど・・)

しばらくして、2人のドクターが入ってきました。

いつしこりに気付いたか?
マッサージはいつからやっていたのか?など、しこりについての質問をされたあと、
これから行うことの説明がありました。

麻酔を打ってから始めること、
音がしている間は動かないこと、
時間は短いこと、
しこりの中の米粒を取りだすこと、
小さなワイヤーを埋め込むこと、
(↑これは、今回のしこりがあった位置に目印をつける意味だそうです。
将来、万が一またしこりができた時のため、らしい。)

なので、取りだす必要はないし、入りっぱなしでも違和感はないそうです。

これら全てのやり取り、
私一人では理解できなかったことでしょう・・・・

理解できなくてもなんとかなったかもしれないけど、
何されるのか分からず、とてつもなく大きな恐怖や不安と闘わなければならなかっただろうな。

「何このワイヤー!?」
「Riceって言ってたけど何の事?!」
って。

通訳さんに心から感謝です(;_;)
しかも、処置の間、ずーっと私の手を握っていてくれました・・・
本当に本当に嬉しかった。安心できた。
さすが、アメリカ人だなあ(涙)


さて、色んな器具が並べられていき、
私の緊張はマックス・・・

先生方や通訳さん達の楽しそうな談笑が、
少し緊張を和らげてくれました。

"手術"ってかんじの青い布を、胸の周りに何枚もかけられ、
いよいよ麻酔の針が胸に入りました。
時間が長かったので、ちょっと痛かったです。

でもすぐに感覚はなくなり、
先生が胸をプレッシャーしていることだけが伝わってきました。


その後、「始めます。」と声がかかったあと、
ホチキスを使う時のような「バチン!」という音が聞こえました。

位置を確認するようなやり取りがあったあと、
もう一度、バチン!と音が。

これが5回くらいあったかな?

"good, good"などというポジティブな単語がその都度聞こえて来たので、
少しだけリラックスできました。

無事に終わり、胸にはテープのようなものを貼られました。

傷の処置については、以下のように説明がありました。
・よく冷やすこと。(24時間は冷やしておいたほうがいい)
・シャワーは明日のお昼以降可能。(処置後24時間は空ける) 
・痛かったらタイレノールを服用しても良い。
・スポーツは2日後から可能。
・絆創膏は一週間後に外す。
・傷跡が残ることはないと思う。


保冷剤を胸に当ててくれて、
持ち帰り用の保冷剤をもう一つ渡されました。
保冷剤は直接肌に当てず、布に包んで当てるよう、言われました。(凍傷防止のため)

また、スポーツブラのような、胸をサポート(固定する)タイプの下着を着けた方がよい、と言われました。
(胸も保冷剤も固定できる。)

ちょうどユニクロのブラトップを着ていたので良かったです。

結果は3-5 business day後に分かる、と言われました。
どうかなんともありませんように・・

日本に一時帰国の際は、健診をしっかり受けてこようと思います。
母親として、健康でいないといけない。

処置後4時間程経ちましたが、今のところ、傷の痛みはありません。


1/30(検査翌日) 追記
傷の痛み、ほとんど気になりません。
夜中、寝返りをうった時に少し痛んだような・・?絆創膏に引っ張られる痛みだったのか??
本当に微妙なところです(^v^)

保冷剤を外し、ブラトップのカップ下のゴム部分がちょうど絆創膏あたりに当たるのですが、
特に痛みはありません。
安心しました・・・(>_<)


1/31 追記

検査の2日後の今日、結果連絡が来ました!
しこりは良性のもので、心配いらないとのことです。
また、今後、経過を観察する必要もないそうで、再度の来院も必要ないとのことです。

本当に良かった・・・・

健康でいられることに、心から感謝です。

美咲のため、これから生まれる赤ちゃんのため、家族のために、元気でいなきゃいけない。
特に、まだ幼くて小さい、大好きな我が子を悲しませるようなことはしたくないよ・・・

これからも自分の健康管理に気を付けていきたいと思います。

そして、こんなにも早く結果を連絡してくれた病院や、産婦人科のナースさんにも感謝です。

ずっとモヤモヤした気持ちを抱えて、落ち込んだり、自分を奮い立たせたりしてきたので、
そんな気持ちから解放されて、今とても嬉しくて幸せです。

本当に良かった・・・