ついに両親が日本へ帰ってしまいました。
(そうなんです、実は8/9から一週間、両親が遊びに来てくれていました(笑))


最近色々あって、
そんな時だったからこそ、両親がいてくれたこの一週間は、とても心強く、本当に有難く、改めて、その存在の大きさを感じました。

33歳にもなって、まだまだ両親に甘えて、頼ってしまっている自分がいました。

一緒に過ごせて、本当に本当に楽しかった。幸せだった。

美咲のことも心から可愛がってくれていて、
私なんかよりもずっと、大きな大きな愛情で包んでくれていて、
ジジ、ババとしても、とても有り難い存在でした。
美咲にとっての心の拠り所となってくれて、
いつでも甘えさせてくれて、
何があっても、受け止めて味方になってくれて、
そういう存在って、すごく大事だな、って、改めて感じました。
できればいつもそばで暮らしたい、と強く思いました。


たくさんの楽しい思い出と引き換えに、
今日、さよならをしてきました。

部屋を出るとき、車で空港へ向かうとき、気を緩めるとすぐに目の前が涙で見えなくなりました。


美咲は、「一緒に日本行く」「帰らないで」と繰り返し言っていました。

淋しさを抑えきれず、
空港でも私にずっと駄々をこねていました。

またすぐに会えるから、笑ってバイバイしようね、と何度も言い聞かせました。
でも、やだやだやだ…と泣き顔でずっと愚図っていました。


どうなることやら、、と思っていましたが、
いざ、お別れ、という時になったら、
美咲はシャン、として、ジジとババから離れ、ばいばい!と言いました。

これには一同びっくり。
あんなにずっと駄々をこねていたのに。

きっと美咲の中で、すごく頑張って気持ちの整理をしたんでしょうね。
健気さにジーンとしました。

でも、二人がゲートの中へ入る時、
なんと、私の方がこらえきれずに泣いてしまいました…(苦笑)
これから待ち受ける淋しさや不安を乗り越える自信がなくて…


そんな私を見て、美咲が足にしがみ付いてきました。
私を見上げて、歯を食いしばって泣いていました。

声は出さずとも、目に涙をいっぱい溜めて、
抑えきれない淋しさを、私に必死に訴えていました。

あの時の表情は、忘れられない。

私が泣いたらますます不安になるって分かっていたのに…
本当に可哀想なことをしちゃった。
せっかく美咲は気持ちを整理していたのにね。

落ち着くのを待って、パパに抱っこしてもらい、
最後は、みんなで笑顔で見送ることができました。



送った後、家へ帰ると、
両親がいなくなった我が家は、がらんとしていて、
まるで別の家に思えました。

あちらこちらに、両親の影を探したり、思い出したりしては、
淋しい気持ちになりました。

私がこれだけ淋しいのだから、美咲が淋しくないわけがなく、
ジジとババがいない。と呟いては、泣きそうな顔をしていました。

お昼寝から起きた後は、二人がいない淋しさを改めて認識してしまったのか、
声をあげて大泣きでした。

夕飯のときも、無口になったな、と思ったら涙ぐんで、淋しい、と呟いていました。

お風呂あがりには、
目に涙をいっぱい溜めて、ババに会いたい。と訴えてきました。

またすぐ会えるよ、なんて言っても、
美咲にとっては、今会いたい、もしくは明日会いに行きたいわけで、
なかなか納得してもらえません(苦笑)


この一週間、何をするにもジジとババがそばにいてくれて、甘えさせてくれた。

でも今日は、何をするにも一人で、
一緒にいた時間を思い出してしまい、
涙が出てきてしまうみたい。

気持ちがすごく分かるだけに、私もどうしたらいいのかわからなくなる。
一緒に泣きたくなる。。

母親なのに、全然役不足な自分に、なんか情けなくもなる…

相変わらずつわりで相手してあげられないし。
もどかしいよ。



ちょっと淋しくなってしまった我が家だけど、
また家族で楽しい時間を積み重ねて、
美咲には少しずつ立ち直ってもらいたいです。



ジジ、ババ、ボストンまで来てくれてどうもありがとう!
たくさんの楽しい時間をどうもありがとう!

淋しいし、これからもなかなか会えないけど、
自分をこんなにも愛してくれている人たちがいるって分かって、
美咲にとってすごく大きな力になったと思います。

一年後、今度は私たちがそっちへ行くからね!!

その時まで、身体に気を付けてね!



Cambridgeにて。
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