ここまでで感じた日米の妊婦健診の違いを書いてみます。


・毎回の健診で行うのは、尿検査と問診、赤ちゃんの心音確認だけ。
(もう少し週数が進んだら、子宮底長の測定もあるらしい。)
全妊娠期間を通して、エコーが3回位しかない。
(妊娠経過によって回数は変わる。)


・経膣エコーをしない。
初期の頃も全て腹部エコーでした。
(特に問題がなければの話し?)


・内診がない。
出産直前に、何回かだけらしい。
切迫早産の場合とか、どうやって判断するんだろう??


・細かい検査がない。
日本では、妊娠初期にたくさんの検査を行いますが、
(子宮頚がんの検査とか、風疹の抗体とか、心電図とか・・・)
こっちではありませんでした。
アメリカではもう風疹てないのかな?

ちなみに、HIVは調べました。

私はいつも心電図で引っかかるので、「検査しなくて大丈夫なのかな?」と心配だったのですが、
先生が言うには、「前回の妊娠で問題なく出産できたなら大丈夫!」らしいです(笑)


・母子手帳がない。
ちょっと心細いです。

妊娠の経過は、健診時に口頭で伝えられるだけなので、
記録として自分の手元に残りません。
なので、体重や血圧はもちろん、
行なった検査の種類すら、全然把握できていません。(数少ないけれど)

母子手帳があれば、自分の経過や状態をきちんと把握できるし、
時間が経っても、母子手帳を見れば確認できるので、
やっぱり安心だし、何かあった時、心強いです。

アメリカでは、「問題なし」ならば、患者は記録する必要はなし、って考え方なのかな。
(先生のカルテにはちゃんと記録されていると思いますが)
日本人が心配性すぎるのかな(笑)

でも、あとからいい思い出になるし、
産後の記録も母子手帳一冊で全部できるのにね。(予防接種とかも。)

ちょっと残念・・

※でも、日本から母子手帳の取り寄せが出来るようですね!



・緊急の場合
診察時間外に具合が悪くなった場合は、
いつも健診を受けているオフィスに電話を入れます。
するとどこかに転送されて(出産予定の病院かな?)、ナースが対応してくれます。

私が12wで出血した時は、
症状、名前、誕生日、電話番号、主治医を聞かれ、
「あとで主治医から電話がいくので待っていて。」と言われました。

その後、主治医が電話をくれて、
「心配だったら診ますよ」と言ってくださったので、
病院の方へ行きました。

※普段健診に通っているオフィスではなく、出産する予定の病院に呼ばれます。
勿論、初めて行く場所なので、(しかも大きな病院なので)すごく緊張しました・・・
病院の住所や、産科がある病棟、フロアなどを事前に調べて、タクシーで向かいました。
ちなみに、産科は "labor and delivery" というそうです。

ちょうどその日は、主治医が当直で病院にいたので、主治医に診てもらえましたが、
そうでなかったらアメリカ人の先生に診てもらうことになったと思います。



今のところ、気付いたのはこんなところです!

今後も、何か気付いたら記録していきたいと思います(^v^)