ちょうど3年前のこの時期。
小学校、中学校と順調に過ごしてきた娘が、高校入学後まもなく体調を大きく崩しました。

進学先は、大学附属の高等部。
周囲は内部進学組が多く、授業の進め方も課題の提出方法もまるで別世界。
慣れない環境、終わらない課題、長時間の部活動。
睡眠は毎日わずか3〜4時間。
それでも「がんばらなきゃ」と自分を追い込み続けた結果、ついに学校で何度も倒れるようになり、医師からは「3週間の自宅療養」が必要と診断されました。

ところが、学校側の対応は冷たく、「出席が足りなければ進級できません」と一言。
その言葉に、娘の精神は完全に限界を迎えてしまったのです。

私は思いました。
「健康があってこその学校生活」だと。
無理して通う意味があるのか? このまま心と体を壊してしまったら、何のための学生生活なんだろうか?
そう考えた私は、娘にこう伝えました。

「この学校にしがみつく必要はないよ。身体が一番大事だよ」

正直なところ、私も内心ではかなり焦っていました。
でも、まずは娘自身が「これからどうしたいのか」。それを一緒に考えることにしたのです。